J.S.FOUNDATION

活動報告

'19.12.24 UPDATE
皆さまこんにちは。
12月20、21日の2日間、名古屋国際会議場(センチュリーホール)で行われた、
浜田さんのファンクラブイベントで募金活動をさせていただきました。

皆さまよりお預かりしたご支援は、63万8743円にもなりました。
いつも温かいご支援をいただき、心よりお礼申し上げます。
この2日間、浜田さんのファンであり、
J.S.Foundationをいつも応援してくださっている方が自ら声をかけてくださり、
私たちと一緒になって募金活動を行ってくださいました。
気づけばファンの方が次のファンの方に声をかけてくださり、募金箱の前が列になる程、
多くのファンの方にお越しいただき、名古屋の皆さまの温かい気持ちの連鎖を目の当たりにしました。

名古屋の街はクリスマスの音色にあふれていました。若い方から年配の方までみんなで街を盛り上げている、
そんな印象でした。名古屋の方々の温かい気持ちにとても感動しました。誠にありがとうございました。

これからも、皆さまのお気持ちを大切に、活動を続けてまいります。
今後ともご支援・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
'19.12.18 UPDATE
こんにちは! 12月14、15日の2日間、大阪・フェスティバルホールで行われた浜田さんファンクラブイベントで
募金活動をさせていただきました。
お預かりしたご支援は、617,608円にもなりました。
心から皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございます。

大阪を訪問するたび、街そのものが熱を帯びているようなパワーを感じます。
そのパワーはJ.S.Foundationブースにも届いたようで、
途切れることがないほど多くの方がブースにお立ち寄りくださり、
折角お話をさせていただいたのに長くお話できず、申し訳ないやらありがたいやら。
また、内藤順司さん撮影のパネルをご覧になったり、写真を撮影される方も多くいらっしゃり、
活動の一部をご覧いただけたのではないかなと思っております。
次回、名古屋公演でもお時間が許せば是非ブースにもお立ち寄りください。
'19.12.05 UPDATE
ペシャワール会現地代表 中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなりました。
海外支援の先駆けであり、ロシナンテス川原医師をはじめ現在海外で活動されているNPOの方々にとって、
非常に大きな存在であり目標であるとお聞きしています。
またJ.S.Foundation前代表 故佐藤佐江子は2002年の支援をはじめ、中村医師と意見交換をし、
貴重なアドバイスをいただいておりました。ただただ、残念です。言葉が見つかりません。
中村医師、そして一緒に亡くなられたドライバー、護衛の方々に謹んで哀悼の意を表します。
'19.12.03 UPDATE
11月30日、12月1日の2日間、
福岡サンパレス ホテル&ホールで行われた浜田さんファンクラブイベントで募金活動をさせていただきました。
皆さまからお預かりしたご支援は、63万782円にもなりました。
いつもいつもありがとうございます。

初日は雲一つない晴天、翌日は打って変わっての強い雨に雷と博多の空は目まぐるしく変わりましたが、
両日ともJ.S.Foundationブースにはたくさんの方がお立ち寄りくださいました。
今回、博多では皆さまからスタッフにお声をかけていただくことは少なかったのですが、
スタッフの目をみて募金をしてくださる方が多くいらっしゃいました。
ほんの一瞬の視線を交わす中に、J.S.Foundationに対する信頼や期待がいっぱい詰まっていることを感じます。
ありがとうございます!ご期待に違わぬ活動をしてまいります!そんな気持ちを込めて視線をお返した博多の夜でした。
photo
'19.11.26 UPDATE
こんにちは! 11月22、23日、神奈川県民ホールで行われた浜田さんファンクラブイベントで募金活動をさせていただきました。
皆さまからお預かりした支援は、73万1742円にもなりました。
いつも本当にありがとうございます。

真冬のような気温に雨風が加わり、外はとても寒い一方で会場は熱気の中に笑顔があふれています。
J.S.Foundationブースにはたくさんの方がお立ち寄りくださいました。
「雨がひどかったけどタクシー乗らずに歩いてきたの。その分募金するわね!」
「募金箱の入れ口、老眼だからどこが分からないわ〜ワハハッ!」
JSのTシャツを着てくださっている方は「私はこのデザインが一番好き。内緒だけどね!」
また、とても厳格そうなお顔の男性が、カードをお渡しする際、ニコッ!と突然笑ってくださったり。
皆さまの笑顔で寒さも吹き飛ぶような元気をスタッフにもいただきました。
次の福岡でもたくさんのお話をうかがえるのを楽しみにしております。
'19.11.20 UPDATE
2016年より3年間、「ネパールレスキュープロジェクト」でご一緒させていただきました、
ルンタプロジェクトの「ネパール HIV/AIDS学童への教育資金援助事業」に対して、
J.S.Foundationは3年間の支援をお約束させていただきました。1年間50万円×3年間になります。
一時帰国した際、ルンタプロジェクト代表の中原さんとお話をし、
このプロジェクトの必要性、そして中原さん自身の信念をとても感じました。

このプロジェクトは、
社会的差別を受け、通学などあらゆることが制限されているHIV/AIDS感染者で小中学校に通う、
学童125人に対しての教育資金の援助になります。主に、制服・教科書代に使用されます。
これも皆さまのご支援があり、実行することができます。改めて感謝いたします。
ネパール「HIV/AIDS学童への教育資金援助事業」ご支援のお願い

HIV/AIDS学童への教育資金援助事業は、
ネパール国内のHIV/AIDS感染者で小中学校に通う学童125人を対象に、
年間1人4,000ネパールルピー(約4,000円)、
年間総額500,000ネパールルピー(=500,000円)の教育資金援助を行うものです。
4,000ネパールルピーは公立の学校に通う場合の制服・教科書代等に最低限必要な金額です。

事業は現地のHIV/AIDS感染者支援団体シャクティミランサマージュ(http://www.shaktimilan.org.np)を
通じて行われます。
ルンタプロジェクトの中原が3年前より関わっている団体で、信頼している現地団体です。

NPO法人ルンタプロジェクトはJ.S.Foundation様に対し、この事業への3年間の資金援助を要請いたします。
当事業の期間は2019年7月1日~2022年6月30日とさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

2019年7月26日 NPO法人ルンタプロジェクト代表 中原一博
'19.11.19 UPDATE
東京公演に続きすっきりとした青空が広がった11月16、17日の2日間、
広島文化学園HBGホールでの浜田さんファンクラブイベントで、募金活動をさせていただきました。
皆さまからお預かりしたご支援は454,131円にもなりました。
いつもいつもありがとうございます。
心から感謝いたします。

訪問中、リニューアルした広島平和記念資料館、宿景園を訪問しました。
資料館では、原爆投下により何もかもが破壊された広島の街が360度広がる展示に、ただ茫然とさせられました。
宿景園では、暖かい日差しの中で親子連れが遊び、
お茶室では高校生によって抹茶が振舞われ、穏やかな景色が広がっていました。
一方で、広島を含め日本国内では様々な場所で災害が発生し、国外では今も紛争が絶えることがありません。
生きる時代や場所によってこれほどまでに人生が変わってしまう、
そして災害や紛争はいつ誰の身に起きても不思議ではない・・・。
偶然にもその時、その場所に居合わせたために厳しい状況にある方々のお力になるべく、
J.S.Foundationは今後も活動をしてまいります。

photo
'19.11.11 UPDATE
雲一つない秋晴れとなった空のもと、11月9、10日の2日間、
東京、国際フォーラムでの浜田さんファンクラブイベントで募金活動をさせていただきました。
皆さまからお預かりしたご支援は103万9101円にもなりました。
心から感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

昨年の国際フォーラムに続き、東日本大震災支援時からの我々の仲間である女の子が今回も助っ人として、
J.S.Foundationブースで募金へのご協力を呼びかけました。
彼女に加え、広いホールであることからいつもより多くの助っ人が加わり、
華のある、そして笑顔が絶えることのないブースには、
長い列ができるほどたくさんの方がお立ち寄りくださいました。
お時間を取らせてしまい大変申し訳なく思うと共に、これほどたくさんの方に関心を寄せていただいていること、
ご支援をしてくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。
次の広島でもぜひ足を運んでいただければ幸いです。

photo
'19.10.28 UPDATE
このたびの台風により、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
被災地の一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

北陸新幹線の復旧もなんとか間に合い、
10月27日、富山・オーバードホールで行われた浜田さんファンクラブイベントにて、
募金活動をさせていただきました。お預かりしたご支援は27万7330円にもなりました。
心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。

皆さまからお預かりしたお心は、
大切に、大切に、そして必要な方々に、迅速にお届けすることができるよう、
一層気を引き締めていきたいと思っております。

photo
'19.10.25 UPDATE
紛争から8年、シリアはいまだに世界最大の難民危機の現場です。
周辺国に逃れたシリア難民は560万人、シリア国内で避難している人は620万人にのぼるそうです(国連推計)。
そして、今回のトルコによる軍事作戦により、新たに16万人を超える人が避難を余儀なくされたと報告されています。

いつの時代も何の罪のない女性と子どもが被害者です。

現在、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、
避難用シェルター、マットレス、フリース毛布、防水シートや衛生用品等の人道支援を行っています。
寒さが本格化するなか、より状況が悪化をしているとの報告を受けて、
J.S.Foundationは、国連UNHCR協会を通して、シリア難民への緊急人道支援費として、
急ぎ100万円を皆さまのお心とともに支援させていただきました。

photo
photo
'19.10.18 UPDATE
皆さまこんにちは。
この度の台風19号による被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
このたびの台風は、各地に甚大な被害をもたらし、今もなお、停電等が続く地域があります。
被害に遭われた方々へは、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
台風の影響で開催が心配された札幌でのコンサートでしたが、10月14、15日に無事開催され、
募金活動をさせていただく事が出来ました。
皆さまよりお預かりしたご支援は、2日間合計で588,598円にもなりました。
いつも温かいご支援をいただき、心よりお礼申し上げます。
開演前よりブースに立ち寄ってくださり、事前にご準備されていた募金をお預かりすることも何度かございました。
お預かりした募金箱や封筒の中は、多くの方々の想いがたくさん詰まったものでした。
また、募金をするために行列に並んでくださる方々も多くおられました。
ブースにて、お一人おひとりのあたたかい想いをお預かりし、
まるでそれぞれの想いが集合体となり大きなパワーとなっていく瞬間をみているようでした。
“たくさんの人が社会や世界とつながり、助け合って生きている”そう感じました。
皆さまの想いを、大切に、これからも活動を通して確実に繋げてゆきます。
今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
'19.10.18 UPDATE
各地から届けられる台風災害現場の映像。
ただただ胸が痛む。でも、世界中の人たちが被災されたあなたたちに寄り添ってくれていることを忘れないでください。
ニュースを見るたび、被災地で昼夜関係なく救援活動に携わられている自衛隊・警察・消防の方々、
そしてその他多くの関係者の方々に感謝いたします。

J.S.Foundationはいち早く支援を開始した、「AMDA」「ピースウインズ・ジャパン」に私たちのお心を託し、
初動活動費として50万円ずつ支援をいたしました。
今後、関係団体と情報を集め、避難所での生活などこれから必要になってくることを含めた支援について、
何ができるか考えていきたいと思っています。
'19.10.08 UPDATE
秋の気配が感じられる東北は宮城、
仙台サンプラザホールでの浜田さんファンクラブイベントで10月5、6日の2日間、募金活動をさせていただきました。
皆さまからお預かりしたご支援は51万6237円にもなりました。
心からお礼申し上げます。
いつもいつもありがとうございます。

仙台では、東日本大震災からの復興支援としてJ.S.Foundationが協力させていただいた、
あるNPOに参加なさっている方がブースにいらしてくださいました。
J.S.Foundationがお世話になったNPOスタッフの方が
今もご活躍なさっているとのお話をおうかがいし、大変嬉しく思います。

また、仙台公演での募金活動の度にいつもブースにお立ち寄りくださる方々ともお会いすることができました。
展示した写真をご覧いただき、
「こどもたちの笑顔がとても素敵ね、かわいいカードもいつも楽しみにしています」と、嬉しい言葉もいただきました。
活動を継続することはもちろん、直接お会いすることで人と人との繋がりは強くなっていくと感じます。
J.S.Foundationはこれからも顔の見える活動を、行っていきたいと考えています。
変わらぬご支援をお願いできれば幸いです。

photo
'19.09.24 UPDATE
こんにちは!
先日の川口公演に続き、9月21日香川・レクザムホール(香川県県民文化ホール)で行われた
浜田さんファンクラブイベントで、募金活動をさせていただきました。

皆さまからお預かりしたご支援は、25万6,994円にもなりました。
いつも本当にありがとうございます。

当日は、用意していたカードが不足してしまうほど多くの方々が
J.S.Foundationブースにお立ち寄りくださり、
「頑張ってね!」「応援しています!」と、たくさんのお言葉を頂戴しました。
多くの皆さまがJ.S.Foundationを応援してくださっていることを実感し、
スタッフにも元気をいただけた大切な時間となりました。
終演後には、小学校に上がる前とおぼしきの女の子が2度もブースに来てくれました。
少し離れたところでお父さん、お母さんが笑顔で見守っています。
トコトコと2度目に来てくれた際、
「カードもう1枚どうぞ」とスタッフが手渡そうとしたところ、
首を横にブンブン!と思いっきり拒否の意思表示。
その素振りがとても可愛らしく、スタッフも思わずニコニコ。
同時にカンボジアの病院で会ったこどもたちは元気かな?
そんなことを考えた高松の夜でした。

photo
'19.09.18 UPDATE
9月14、15日、埼玉・川口総合文化センター・リリアにて、
浜田さんのファンクラブイベント「100% FAN FUN FAN 2019」がスタートし、募金活動をさせていただきました。
皆さまからお預かりしたご支援は、49万7029円にもなりました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。

今回、数点ではありますが、内藤順司さんによる
ジャパンハート カンボジア こども医療センターの写真を展示させていただきました。
今年1月のチャリティーコンサートでお預かりした支援金から寄付させていただいた医療機器が、
どのような現場で役立っているかを知っていただきたいとの思いからです。
全会場で写真展示を行う予定で、多くの皆さまとお話できればと思っております。
写真をご覧いただくだけでも結構ですので、お時間が許せばぜひJ.S.Foundationブースにもお立ち寄りください。

photo
'19.09.12 UPDATE
J.S.Foundation事務局よりお知らせ


J.S.Foundationは、ロードアンドスカイそして浜田さんのご厚意により、
9月14日川口からスタートするファンクラブイベント『100% FAN FUN FAN 2019』の
全会場にて募金活動をさせていただけることになりました。

ブースでは募金箱のほかに、数点ではありますが、内藤順司さんの写真を展示させていただく予定です。
見かけたら、写真を見るだけで構いませんので立ち寄っていただけると嬉しいです。


※募金活動は各公演の会場内ロビーにて開場中と終演後30分程度になります。
会場内ロビーにて行うため当日公演にご参加される方を対象とさせていただきます。


皆様のご理解、ご協力、心よりお願い申し上げます。
'19.07.26 UPDATE
こんにちは。ルンタプロジェクトの中原さんよりメッセージが届きましたので、
ご紹介させていただきます。2016年より3年間支援をさせていただいたプロジェクトの報告になります。
売られた少女109人を救出、200人以上に職業訓練を実施

NPO法人ルンタプロジェクトは、2016年7月より2019年6月末までの3年間、
J.S.Foundation様の全面的な資金援助により、ネパールから売られた少女を救出し、
自立のために職業訓練を行う事業を実施してきました。
その結果、現地団体シャクティサムハと協力し、
ネパールからインドの娼婦街に性奴隷として売られた少女109人を救出し、
家族の元へ連れ戻すと同時にシェルターで保護し、自立のための職業訓練を200人以上に実施することができました。
これらの事業は私、中原自身が現地に常住し、事業を直接指示してきたことで実現しました。
「囚われの少女を救出する」事業は、現地団体シャクティサムハにとっても初めての経験で、
ルンタプロジェクトの要望により実現しました。インドスタッフによる綿密な調査のもと、
地元警察と連携し(これが一番難しい!)、娼婦街の強制一斉捜査を行い、初年度は12人、次年度は32人、
そして今年度は65人ものネパール人女性を救出することに成功しました。
警察の踏み込みで、ネパール人だけではなく囚われの身となっていたインド人、バングラデッシュ人、
スリランカ人なども同時に解放されました。
国籍を超えて3年間に200人以上の女性を解放したことになり、大きな成果を上げることができました。
しかし母国に無事帰還できても、家族や村に受け入れてもらえないケースもあります。
その場合、シャクティサムハが運営するシェルターホームに保護され、
生活しながら職業訓練を受けることもできます。
シェルターには人身売買の被害者や、児童労働から救出された少年も収容されています。
ルンタプロジェクトでは3年間で200人以上の女性に、手工芸中心の職業訓練の機会を与え、
さらには手工芸品を独自に販売する直営店もオープンすることができました。
同時に、彼女たちが製作した商品を、ルンタプロジェクトのネットショップで
国内販売することもできるようになりました。もちろん商品の売上は支援に当てられます。
貧困により、10人に1人がわずかなお金で娘を売るという悲しいネパールの現実。
今も年間に1万人もの少女がインドへ売られています。
私たちができることはほんの微々たること。それでも救出された女性は、
「救われてよかった。自由になりたかった。今は幸せです。ありがとうございました」と笑顔で答えてくれます。
このような喜びがあるからこそ、今日まで続けることができました。
もちろん、少女たちの「ありがとう」は、J.S.Foundation様と支援していただいたみなさまへの言葉です。
この場をお借りして、心より感謝いたします。
なお囚われの少女を救出するこの事業は、年々と成果が伸び、救出を求めている少女たちが数多くいることから、
引き続きルンタプロジェクト独自に継続することになりました。
これからも浜田省吾氏のファンのみなさまからのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
彼女たちが感謝の気持ちを込めて手作りしたスカーフやショールなど、ぜひ羽織ってみてください。

http://lung-ta.org

NPO法人ルンタプロジェクト代表 中原一博

photo
贈られてきた浜田省吾オリジナルTシャツを配られ喜ぶ、
シャクティサムハのスタッフと救出された女性たち。
'19.06.04 UPDATE
4月30日から5月4日の5日間、フォトグラファー内藤順司さんの撮影取材に同行し、
特定非営利活動法人ジャパンハートが運営するJHCMC(Japan Heart Children’s Medical Center)を訪問しました。
雨期に入る前のカンボジアは湿度が比較的低いものの、最高気温38度を超える日が続きます。
「おはよう!今日も暑い〜!」お約束のようにそんな言葉が交わされる内藤さんと私の朝。
病院前にあるカフェ(日本で言う定食屋さん)のおばちゃんが作る、
コンデンスミルクがたっぷり入ったあまーいアイスコーヒー“カフェダコー”がいっとき体を冷やしてくれます。

成人・小児・周産期の3つの診療部門により構成されるJHCMCは首都プノンペンから車で1時間半ほどの
カンダル州ウドンにあり、ピンクを基調とした建物と動物や花、雲などが描かれた室内の壁が印象的な病院です。

JHCMCの朝はスタッフ全員によるミーティングから始まります。
今日の予定や注意事項、短期ボランティアの方のご挨拶などなど、日本語、英語、クメール語で様々な情報が共有されます。
特にこの時期は雨量が少なく、水力発電に頼るカンボジアでは毎日計画停電が行われます。
病院には自家発電機設備があるものの診察や手術に支障をきたさないよう節電に注意が必要です。
ひとりひとりの真剣なまなざしと、和やかな雰囲気のミーティングは、
「今日も一日よろしくお願いします!」の挨拶で散会、8時30分から診察開始です。
既に待合スペースには診察を待つたくさんの患者たちが集まり、医師や看護師が精力的に活動しています。
産科病棟では生後1〜3日の赤ちゃんの沐浴が始まります。
沐浴の後、赤ちゃんたちはお母さんに抱かれおっぱいを一生懸命飲んでいます。
周りを囲む家族の方や助産師の笑顔で産科病棟が満たされます。
カンボジアの方々は家族総出で病院に訪れることが多いそうです。
患者1人に両親、おばあちゃん、兄弟たちが付き添ってくることも珍しくありません。
楽しい時も大変な時もみんな一緒。多くの日本人が忘れかけた家族の姿がそこにはあるようにも思えます。

こども医療センターのナースステーションにはアンパンマンの手押車にまたがり、
足で地面をけって疾走する入院中のいたずらっ子が毎日登場します。
4才のヘンリアップくんです。
医師や看護師、事務スタッフの方々にちょっかいを出すとても元気で愛嬌のある男の子。
私も一緒に遊んでもらいました(笑)。
もうすぐ退院になるのかな?私はそう思っていました。
病院スタッフにお話をうかがうと、現在ヘンリアップくんは抗がん剤治療中とのこと。
お腹の中にできた「がん」が目の奥や足の骨にまで転移して広がっていたそうです。
幸い抗がん剤治療が効いて目や骨の転移はほとんど無くなったものの、完治する可能性は低く、
来年までもたない可能性が高いそうです。
カンボジアには医療保険制度がありません。またポル・ポト政権下の影響で医療技術が大幅に立ちおくれています。
このため他の病院で治療を断られ、病気がかなり進行した状態の患者さんがJHCMCには数多く訪れます。
ヘンリアップくんのような例も決して少なくありません。
仮に救えないとしても患者さんのQOL(quality of life:生活の質)を少しでも高める対応を図り、
またご家族のお気持ちを救うために治療、手術を行う。そんな厳しい状況が頻繁に発生するのがJHCMCの現実です。
病院スタッフの膝に座りブロックで遊ぶヘンリアップくん。
ニコニコの笑顔がどうかいつまでも続きますように。

通常の診察に加え、私たちが訪問した際、現地入りした九州大学病院小児外科チーム、吉岡医師により、
各々3日間で計23件の手術が行われました。
その中の一人、1才の女の子、スレイカちゃん。
腹部の悪性腫瘍の手術です。この手術は術後、人工呼吸器を使っての呼吸管理を含む集中治療を要する可能性が高く、
J.S.Foundation寄付機器の一つである人工呼吸器の到着が待ち望まれていました。
手術前日の4月30日に人工呼吸器が到着!しかし部品の一部に不具合がありうまく機能しません。
手術当日5月1日午前中に代替部品が届き、術後のスレイカちゃんに装着。
2日間の人工呼吸器の使用を経て、自発的に呼吸ができるまでに安定しました。
人工呼吸器が到着するまでは、全身麻酔用の呼吸器が代用されていたそうです。
しかし、全身麻酔用の機器では、別の手術が入った際のことを考えると長時間の使用が出来ないとのこと。
スレイカちゃんの場合、腫瘍が大きく肺を圧迫していたため、肺が十分に機能するまで時間がかかり、
手術後長時間人工呼吸器を使用する必要がありました。
状態が安定するまで、こども医療センターの看護師長は2日間徹夜で付き添いをしたそうです。
まだまだ予断を許さない状況が続きますが、看護師長のひと時の笑顔と、
娘に寄り添って寝入るスレイカちゃんのお父さんの姿が印象に残ります。

私たちの病院滞在最終日の夜、出発の1時間前に緊急手術が始まりました。
予定されていた全ての手術ミッションは既に終了し、九州大学小児外科チームは帰国、
吉岡医師は次の手術ミッションでラオスへ出発した後で、外科医が不在の状況です。
日本では内科医が外科手術をすることはまず有りませんが、
内科医の神白医師が当たり前のように手術室に入りメスを握ります。
JHCMCにはスタッフが潤沢にいるわけではありません。
今自分が出来ることをただひたすらに行う。
JHCMC院長でもある神白医師がそれを体現している姿を手術室の窓から拝見しつつ病院を後にしました。

ここでは生と死がいつも背中合わせです。
今日一日ベストを尽くそう、明日はもっと良い日にしよう。
訪問期間中、毎日診察を拝見し、手術にも立ち会わせていただき、
医師や看護師をはじめすべてのスタッフがひとつひとつの命に向き合う姿を目の当たりにしました。
スタッフの確固とした意志と責任感、そしてチーム力には本当に頭が下がります。
病気に苦しむ子どもたち、そして現場を支えている方々にJ.S.Foundationをご支援くださる皆さまの善意が
大きなかたちとなって届けられていることを私自身の目で拝見し、こうしてご報告することができ、大変うれしく思います。

全てはいつもお心をお寄せくださる皆さまのおかげです。
改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
また、今回の訪問をご調整いただき、快く受け入れてくださったジャパンハートの方々にも感謝いたします。

これからもJ.S.Foundationはご支援くださる皆さまと、厳しい状況にある世界中の方々、
そして彼らに寄り添うNPOとの懸け橋として活動してまいります。

最後にこども医療センター院長の神白麻衣子医師よりコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。
また、内藤順司さんからは、現地で撮影なさった作品をご提供いただきました。
眼と心で感じとっていただけたら幸いです。

皆様のご寄付で導入させていただいた手術機器その他は、
小児がんの子どもたちをこれまでも今後もたくさん助けていただくことになります。
私たちもその機器を大切に使いながら、一人でも多くの命が救われるよう、さらに精進してまいります。

追伸

5月22日、JHCMC小児科医の嘉数医師から3枚のうれしい写真が届きました。
先にご紹介したスレイカちゃん、そして同じく訪問中に手術を受けた3才のシンフォアちゃんの写真です。
シンフォアちゃんは腎臓がんで5kgもの悪性腫瘍を摘出しました。
術後のまれにみられる合併症で、癒着により腸の一部が壊死してしまったため、人工肛門を装着していました。
今回は腸を再度つなぎ人工肛門をふさぐ3回目の手術となりました。
2人とも少しずつですが快方に向かっているとのことです。
消えかけていた灯かりが、再び明るくともり始めました。

photo
photo
photo
'19.05.30 UPDATE
こんにちは。4月30日から5月4日の5日間、
J.SFoundationスタッフがフォトグラファー内藤順司さんの撮影取材に同行し、
特定非営利活動法人ジャパンハートが運営する
JHCMC(Japan Heart Children’s Medical Center)を訪問させていただきました。

まずは内藤さんが撮影されたお写真をご覧ください。

photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
'19.05.16 UPDATE
1/16、17に行われたSHOGO HAMADA J.S.Foundation人道支援プロジェクト サポートの為のチャリティーコンサート
“Journey of a Songwriter”since 1975 Welcome back to The 70’s 『君が人生の時〜Time of Your Life』。
その支援金¥33,937,160が5月8日J.S.Foundationに託されました。
今回の支援金は、ジャパンハート カンボジアこども医療センター医療機器購入費ほか、
国内外の人道支援プロジェクトの支援金として拠出させていただきます。
コンサートにいらした皆さま、
浜田さんはじめこのコンサートにご協力してくださったすべての関係者の方々に心からお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
皆さまの善意を無駄にすることなく、人道支援に使わせていただきます。

少しでも早くカンボジアへ医療機器を届けたいと考え、
支援金をお預かりする前にJ.S.Foundation預金から医療機器購入費用を拠出しております。
海外からカンボジアへの医療機器輸入は厳しい制約があり、
発注済みの機器すべてが、こども医療センターに届いてはいませんが、
到着した機器から順次現地での手術ミッションに使用されています(機器詳細は寄付医療機器一覧参照)。

寄付医療機器一覧(到着に関しては5月4日現在)
No.医療機器名台数到着
1ポータブルX線装置1未着 正しい位置に中心静脈カテーテルが挿入されているか術後無気肺等の合併症がないかを確認するために本機器を使用。
2血液生化学検査機械1未着 血液を検査(例:電解質)できる機材で、術式患者の異常の出やすい項目をモニターしながら点滴などの治療をすることができる。
3人工呼吸器2到着済 腹部の固形がんの手術は、これまで当院で行われてきた手術と比較し大手術であり、出血量も多くなるため、患者の術後の呼吸循環状態が不安定となり、術後、人工呼吸器からの離脱ができず、人工呼吸管理を含む集中治療を要する可能性がある。特に1歳未満の乳児の場合この可能性が高い。
4患者モニター
(CVCカテーテルなどの消耗品含)
3到着済 患者の術後管理のために必要な、心電図、血圧、SpO2、呼吸回数のほか、動脈ライン、中心静脈ライン、EtCO2、体温がモニターできるチャネルがついた患者モニター。
5高品質ボックスオートクレーブ1到着済 小児外科手術用の細かい外科手術器具を確実に滅菌するための品質の良い小型高圧蒸気滅菌器。現地で手に入るオートクレーブでは、機器が痛むと医師から指摘されている。
6CUSA
(超音波吸引装置)
1未着 肝臓の手術の際、肝臓の粉砕に使用する超音波吸引装置。
血管を切らずに細胞だけを吸入できるので、出血のリスクが低くなる。
7LIgasure
(電気メスユニット・付属品)
1到着済 脈管シーリングシステムと呼ばれる止血用電気メスで、血管をシールし止血や切断できる装置。 安全な止血、手術時間の短縮が可能となる。
8シリンジポンプ7到着済 腹部固形がんの手術は出血も多くなることから、動脈カテーテルや中心静脈カテーテルを使用するが、そのカテーテルにシリンジポンプを接続する必要がある。
9吸引機2到着済 術後の管理に使う機器。痰の排出が困難な患者のために使用し、呼吸しやすくすることができる。

photo photo

また、フォトグラファー内藤順司さんの撮影取材に同行し、
J.S.Foundation事務局メンバーがカンボジアこども医療センターを訪問いたしました。
現地の状況につきましては、後日この場で報告させていただきます。
'19.03.19 UPDATE
2011年のあの日から8年の歳月が流れました。

レンタカーを借り、延伸した三陸自動車道を通って、南三陸と気仙沼を訪れました。
久しぶりに訪れた三陸の海は穏やかで、空は青く、時間だけが静かに流れていて、
目を瞑ると、ここが被災地であることをひととき忘れてしまいそうなくらいです。
しかし、目を開ければ、目に入ってくるのは巨大な防潮堤と広大なかさ上げした土地。
そこに人の気配はありません。

8年という歳月はある人には長く、ある人には短くもあります。
こうして被災地を訪れ、8年という時間は、
ハード面に関してはある程度は十分な時間だったのではないかと思う半面、
ソフトの面ではまだまだなんだと改めて感じます。
人が戻ってこなければ街の復興はありません。

J.S.Foundationとして、今後の支援への向き合い方を改めて見つめ直していかなければと痛感します。
人と人の心をつなぐ支援、そのためになにが出来るのか?

photo
photo
'19.02.13 UPDATE
こんにちは!J.S.Foundationが支援をしている団体のひとつ、
ジャパンハートから嬉しいお便りが届きましたのでご報告させていただきます。
ご支援をくださっている皆さま

いつも子どもたちのために温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。
ジャパンハート 事務局長の佐藤でございます。

ご寄付をいただいた浜田省吾さんのグッズ(メッシュポーチ、Tシャツ、バスタオル)や
スピッツさんのグッズ(バスタオル)が、
ジャパンハートの活動地であるカンボジア、ミャンマーで大活躍しています。

今回はその様子を報告させてください。


■Cambodia(カンボジア)
カンボジアのジャパンハートこども病院では、
母親学級に参加してくれた妊婦さん達へメッシュポーチを配布しました。
メッシュポーチは、母子手帳や胎児超音波検査の記録を保管して持ち運びできるように使ってもらったり、
出産後は、赤ちゃんの予防接種記録用冊子や、母子の診察券の保管にも使ってもらったりしています。

妊婦健診や、出産後の定期検診は、カンボジアでは当たり前ではありません。
母子の命・健康を守るための通院を習慣化してもらうのに効果的なプレゼントになりました。

バスタオルは同病院で産まれた赤ちゃんにプレゼントし、
おくるみや沐浴後の体を拭くタオルとして重宝しています。
1カ月健診で病院に戻ってくる時も、プレゼントしたタオルにくるまれて受診する子が多く、
退院後もおうちで使っている様子が伺えます。

赤ちゃんの体を保温し清潔に保つのに重宝しています。

photo
photo photo


■Myanmar(ミャンマー)
ミャンマーの養育施設「Dream Train(ドリームトレイン)」では、昨年末にクリスマス会を開催し、
子どもたちへのプレゼントとして浜田省吾さんのTシャツを配布しました。
子どもたちは目をキラキラさせながらプレゼントを受け取り、さっそくTシャツを着用。
「カッコイイ!」「生地がいいね」という感想があちこちから聞こえてきました。

photo photo
photo photo
photo


皆さまからいただいたご寄付は、これからも大切に使用させていただきます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


特定非営利活動法人ジャパンハート
事務局長 佐藤 抄
'19.01.18 UPDATE
1/16、17東京NHKホールで行われた浜田さんチャリティーコンサートで募金活動をさせていただきました。
皆さまからいただいたご支援は92万2185円にもなりました。
心より感謝いたします。ありがとうございます。

ブースには、フォトグラファー内藤順司さんが撮影したバングラデシュにあるロヒンギャ難民キャンプの写真が並びました。
代表の佐藤が生前強く希望し実現した撮影であり、
J.S.Foundationの活動の一つを眼と心で感じていただきたく展示いたしました。
また、会場での募金活動は支援先団体である国連UNHCR協会、
ロシナンテス、ジャパンハートの皆さんにも参加いただきました。
各団体の方々に募金してくださる皆さまのお気持ちを直接感じていただきたいと考えたからです。

世界中の困難な状況にある方々に寄りそう人道支援団体と協力し、
皆さまから寄せられた善意を現地に届ける架け橋であり続けたい。
設立以来、J.S.Foundationはそう願って活動しています。
今回、ブースにはほんとうにたくさんの方が立ち寄ってくださいました。
ひとりひとりのお心を少しでもつなげることができたのであれば、とても嬉しいです。
空の上にいる代表も、この日ばかりはニコニコ笑顔で会場に降りてきたように思います。

photo
'19.01.18 UPDATE
新しい年を迎え、気持ちのよい青空をたたえた神戸。
1月11、12日、神戸国際会館こくさいホールでの
浜田省吾さん100% FAN FUN FAN 2018 "Welcome back to The 70's"にて募金活動をさせていただきました。

会場でお預かりした皆さまからのご支援は51万7257円にもなりました。
あたたかいご協力をいただき、本当にありがとうございます。
会場で活動をさせて頂くと、「頑張ってね!」「ありがとう!」たくさんのお声がけと優しさを頂きます。
本当に、力をいただきます。

2019年1月17日、甚大な被害が出た阪神・淡路大震災発生から、24年となります。
震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、私たちに今何が出来るかという事を考え続けていきたいと思います。

日本、そして世界中で1つでも多くの笑顔を見たい。
そんな思いでJ.S.Foundationは支えてくださる皆さまと一緒にこれからも歩んでいきます。

今後とも何卒、宜しくお願いいたします。