- '13.12.20 UPDATE
- こんにちは!
2013年も残り少なくなりましたが、皆さまにはどんな一年でしたか?
この年齢になると解ってきたことがあります。
一年365日、良い事ばかりが続いたり、辛い事ばかりが続いたり、などということはないのだと。
ご支援くださる皆さまのご期待に、J.S.Foundationは応えられているのか分かりませんが、
被災された方々に「私たちは忘れてはいませんよ、想い続けています」の気持ちを伝えたくて、
ソーラー街路灯を設置してきました。これからも続けていきたいと思います。
12月2日、昨年に引き続き、気仙沼市内の蘆の芽星谷幼稚園児、葦の芽幼稚園児、
唐桑幼稚園児、馬籠幼稚園児、津谷幼稚園児たちへ、
合わせて135個のランドセルをジャパンハートの協力を得て、プレゼントできました。
ランドセルにたくさんの夢をつめて、元気な小学生に巣立って欲しいと願っています。
また、夕暮れを待ち、鹿折地区の旧浦島小学校などの街路灯を見てまわりました。
やはり、暗闇を灯す街路灯は希望に見えました。
そして皆さまにご報告です。
昨年12月、陸前高田市の「小、中学校の復興基金」に10,000,000円を寄付したのですが、
あの当時は小、中学校の再建基金でよかったのだけど、
今は時間のかかる工事は国にまかせ、むしろ中学校の仮設運動場に街路灯を設置したほうが現実的だろう、と考え、
陸前高田市の担当者と交渉を重ねました。
結果、陸前高田市にも理解をしていただき、10,000,000円全てをソーラー街路灯プロジェクトに振り替えていただけました。
今後は学校教育課と連絡を取り合い、高田東中学校、横田中学校、気仙中学校などに設置していきたいと思います。
嬉しい事に「カンフル罪」のコンサートからもJ.S.Foundationに支援金が寄せられました。有り難うございます。
- '13.12.13 UPDATE
- 「あなたのことを忘れてはいません、想い続けています」のサブタイトルがついた、
2013年のチャリティーライブの売り上げ、38,313,803円がJ.S.Foundationに託されました。
J.S.Foundationは、皆さまの温かなお気持ちを、困難な環境で支援を求めている方に、
確実かつ迅速に届けてくれるNGO、NPOへ繋げていきます。
チャリティーライブで浜田さんがJ.S.Foundationのお話をされていました。
私が知っていた話、知らなかった話を聞きました。
彼女との想い出が走馬灯のように浮かび、胸がつまりました。
彼女の日本語の先生が浜田さんの歌でした。
日本に住んだ僅かな時間の中で浜田さんの歌は彼女の支えになったようです。
そして、その日本語の先生が彼女の心の中のHeroになり、時を経て心の友になったようです。
J.S.Foundationは、彼女のHero、浜田さんに支えられ活動しています。
そして、たくさんの方の愛情を受け、育っています。
今は暗闇に希望という灯りをともし、犠牲になった方々を悼んでいきたいと思っています。 - '13.11.29 UPDATE
- 福島県の南相馬市小高区と浪江町に行ってきました。
南相馬市へは、南相馬市小高区の小高小学校、小高中学校のソーラー街路灯の工事完了の連絡を受けたからです。
小高区は17時以降は町に滞在することが出来ないのですが、許可を頂き現場に行く事ができました。
住民が戻れる見通しがまったく立たないこの場所に、
皆さんの温かな心が灯りとなり暗闇を照らしている空間は、特別な時間が流れていました。
このプロジェクトにご協力いただいた南相馬市職員の安部さんの
「住民には希望の灯りです」とおっしゃって頂き、J.S.Foundationとしても嬉しかったです。
もう1つの目的の浪江町へは、浪江町の小学校、中学校にソーラー街路灯を設置したいと申し入れていて、
「それなら浪江町の象徴的な場所に建てて下さい」と浪江町教育委員会の鈴木さんのご協力が得られたためです。
そして、現地を訪れ、空間線量の比較的低い「避難指示解除準備区域」に立つ、
浪江小学校、浪江中学校、幾世橋小学校、請戸小学校に計40基を設置出来ることに決定しました。
しかし、現実には小高区と同様、設置工事は汚染された土の処理や電源の確保、
水などの確保、現地に滞在できる時間など、さまざまな問題があるようですが、
関係者各位の努力を期待しつつ、早い時期に灯りを灯したいと願っています。
また、鈴木さんの「現地の今を見て欲しい」という強いお気持ちもあり、
浪江町から6号線を、双葉、大熊、富岡町にと車を走らせました。
国道沿いに「計画的避難区域」、「緊急時避難準備区域」、「居住制限区域」、
「帰還困難区域」と線量の数値で区分けされ、とにかく辛い風景です。
どの町も、2011年3月11日で時間が止まっていました。
各々それぞれの日常が突然中止させられ、原発事故の正しい情報も知らされず、
避難先も転々とさせられ、鈴木さんの話によると3月12日の早朝、
突然タイペックに身を包んだ自衛隊の隊員にドアをノックされ、避難を促された人もいたようです。
目にする町の様子はとても辛く、あの日からは、小さな一歩も歩き出せないでいる町でした。
住民の姿が消え、町を闊歩するイノシシの親子。
町に入るために事前申請をし、いたるところに設置されている検問所で身分証明書の提示を求められる。
こんな場所が日本にあります。気が遠くなる程の時間が過ぎたあと、いったいどんな未来がこの町に訪れるのだろうか?
南相馬市に向かう途中、見事な虹と夕焼けが第一原発のほうから掛かっていました。
内藤さんのすばらしい写真をお借りしました。 - '13.11.22 UPDATE
- フィリピンの活動報告です。
私たちは台風30号で壊滅的な状況にあるフィリピンの緊急医療支援に、
「国境なき医師団」と「ジャパンハート」に願いを託しました。
前回も書いたのですが、直後の支援は大きい組織が圧倒的な力を発揮してくれ、
その後に見過ごされてしまう小さな村や集落への医療支援には「ジャパンハート」のような組織にお願いいたしました。
その「ジャパンハート」からの活動報告が届きました。バナイ島のLat-asanという集落での写真です。
「ジャパンハート」は小さな小さな団体なのに、よくここまで頑張ったなと感心しております。
「国境なき医師団」の報告はこの団体のHPをみてください。
また、被災地への支援物資は「国連UNHCR協会」にお願いをし、
つぎの支援物資関連はいつも連携させていただいてる「ピースウインズジャパン」と相談したいと考えております。
支援金の内訳は「国境なき医師団」2,000,000円、
「ジャパンハート」500,000円、「国連UNHCR協会」1,000,000円となっております。
- '13.11.15 UPDATE
- 東北での活動報告が遅れていてすみません。
東北でのソーラー街路灯設置プロジェクトは順調に進んでおります。
前回の活動報告の南相馬市小高区の小、中学校の25基、宮城県亘理郡山元町立坂元中学校6基の設置が完了いたしました。
また、福島県川俣町の小、中学校の20基、陸前高田市立第一中学校10基の設置工事は11月中に完了の予定です。
11月15日には岩熊さん、内藤さんのご協力をいただき、福島県浪江町に行ってきます。
浪江町の教育委員会の方と以前から連絡を取り合い、やっと入る許可をいただきました。
浪江町の小、中学校には生徒たちは通学することはできません。
でも、いつの日か通学できるその日を、支援してくださる皆さまの温かな想いを、
暗闇のなかの灯りに変えて待っていたいと思います。
下記の文章は南相馬市立小高小学校・中学校から寄せられたものです。
「長雨が続き、日ごとに秋冷加わる頃、皆様にはますますご健勝のほどお喜び申し上げます。
先日は、小高小学校のために、防犯灯10本を贈っていただきまして、誠にありがとうございました。
心温まるご配慮に感謝申し上げます。
贈っていただきました防犯灯は、小高区にある小高小学校本校舎周辺に設置していただきました。
本校舎に立ち寄った際に拝見したところ、ソーラーパネルつきでピカピカの立派な防犯灯に、
小高区の復興が進んでいることを実感いたしました。
防犯の目的だけではなく、学校周辺が明るくなることで、
街も明るくなり、人も集まりやすくなるのではないかと思います。
この10本の防犯灯は、今は帰ることの許されていない小高小学校を、明るく照らしてくれています。
本校舎再開の際には、子ども達の下校を、温かく見守ってくれることでしょう。平成25年度も半年が過ぎました。
私たち小高小学校は、小高区の本校舎に戻る見通しがたたないまま、仮設校舎での学校生活を続けております。
仮設住宅・借り上げアパートなどの、子どもたちの住環境も変わらないため、児童の転出入も少なく、
児童97名と18名の教職員で、毎日を明るく前向きに過ごしております。
仮設校舎の2階には、同様に本校舎に戻れないままの、
金房小学校・鳩原小学校・福浦小学校の3校(ともに小高区内)が合同で生活しております。
これにより、小高区内全ての小学校が、一カ所に集まることになりました。
合同入学式・合同運動会・音楽祭など、各種学校行事も、
小高区4校が合同で行うことが増え、地域の結びつきを感じております。
さて、今年度も、教育に必要な教具や備品など、
多くの方から数々のご支援をいただいていること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、校舎内外の環境についても、特別教室として仮設校舎が増設され、遊具や花壇の整備も進みました。
「子どもたちに、普通の学校生活を送らせてあげたい。」
そんな願いをもって、残りの半年も頑張っていきたいと思います。
簡単ではありますが、文書にて御礼の言葉とさせていただきます。」
平成25年11月吉日 福島県南相馬市立小高小学校長 飯塚 宏
「この度は、ソーラー防犯灯のご支援をいただきまして誠にありがとうございました。
ご存じのように本校は、原子力発電所の事故により、今だ小高区の本校には戻れない状況にありますが、
生徒たちは、将来に向けて学習にそして運動に精一杯取り組んでいるところです。
残念ながら、小高区本校の夜を照らす灯りをまだ見ることは出来ませんが、
いつの日か、小高区本校へ戻り、生徒たちの安心・安全を見守ってくれる灯りとなることを信じております。」
平成25年11月吉日 南相馬市立小高中学校長 遠藤 弘通 - '13.11.13 UPDATE
- こんにちは!
皆さまのJ.S.Foundationに寄せてくださる温かな想いにいつも感謝いたしております。
今年も尋常ではない天候が続き、各地に甚大な被害を引き起こし、
地球環境の悪化をいやでも思い知らされました。
どの災害現場にも深い傷跡が残り、被災された方たちの無念さや悲しみが伝わります。
そんな中、多数のボランティアが現地に助っ人として駆けつけ、
地元の人たちに寄り添い支援活動している姿を見るのは嬉しい限りです。
ひとはひとによって確かに救われるのだと実感しました。
台風30号によるフィリピンの惨状は想像をはるかに超えていました。
日本をはじめ、各国が救助隊を現地に派遣し救援活動が始まりました。
J.S.Foundationも現地に赴いてくれる医療団体にコンタクトをとり、
その中から「特定非営利団体 国境なき医師団」に私たちの祈りも込めて、
2,000,000円を支援金として協力させていただきました。
大規模災害の緊急支援は、組織の大きな団体にお願いするのが合理的だと考えています。 - '13.09.06 UPDATE
- こんにちは!
今夏も各地で豪雨や竜巻による被害が報告され、その被害は年々酷くなるようです。
被害にあわれた地区の皆様には、こころよりお見舞い申し上げます。
J.S.F事務局は8月19日、20日に福島、宮城に
ソーラー街路灯の点灯状況の視察に行ってきました。その報告です。
参加メンバーは岩熊さん、カメラマンの内藤さんと内藤さんのご子息のふうくん、
そして我々の趣旨に理解をよせてくれ、設置する場所に応じて様々な改良をしてくれる
太陽光メーカーのテック岡崎のご兄弟が滋賀から、というご一行7名様。
初対面の人もいたのに和気あいあいの車中。
しかし、手渡されたスケジュールを見ると25:30仙台着後夕食・・・。
笑うしかないようなハードスケジュール。名付けて「東北深夜特急ツアー」。
まず、私たちが向かったのは、南相馬市小高区の区役所。
小高区は昨年4月から日中に限り住民の出入りが認められている地域です。
この日は小高区の教育委員会の人たちと小、中学校に伺い、設置希望箇所の確認作業をしました。
そして、小高小学校に10基、小高中学校に15基を設置することを決めました。
しかし、生徒たちがいつこの学校に通学出来るのか分かりません。
地震と津波と放射性物質に痛めつけられた校舎も校庭も3.11以降時間が止まっていました。
変化といえば、荒れた校庭の伸び放題の雑草と
所狭しと置かれている除染のために剥がした土や木々が詰められた大きなビニール袋。
小高区に限らず、放射性物質の影響で家を追われた住民が
きちんと故郷に住めるようになるのはいつになるのでしょうか?
それを考えると淋しくなる。地元の人間でもない私が淋しくなるのだから
此処に住んでいた人たちの喪失感はいかばかりだろう。
日没後、伊達市の住沢小学校、住沢公民館、掛田小学校、小国小学校(計20基)の視察。
関係者が本当に喜んでくれて嬉しくなりました。
学校や公民館は非常時の避難場所に指定されています。
停電時のときはどれほど住民に安心感を与えるかを思えば、日本中の学校に設置すればいいのに。
私たちは知っています。福島のある場所においては
放射性物質の線量の加減で住んで良いのかいけないのかの議論があることを。
それでも、住んでる人がそこにいるかぎり街路灯を灯し続けたいのです。
一基、一基の灯りにはJ.S.Foundationをご支援くださる皆様一人一人の
温かなお気持ちと励ましのこころが灯りとなり、いつまでも現地に寄り添えるからです。
小高区の無人の校庭でいつの日か生徒が戻ってくることを信じて私たちは灯りを灯していきます。
翌日、福島から仙台に移動。
まず、山元町立坂元町中学校との打ち合わせ。6基の設置場所を決める。
その後、磯浜漁港を視察。日没後、石巻市万石浦中学校へ向かう。ここは12基設置している。
校庭に灯る灯りに我々一同感激。
その後、雄勝町立浜、大浜、水浜、牡鹿町小渕浜、石巻市吉浜と夜の状況を視察。
この3日間はいろいろ考えさせられました。
早朝から深夜に及ぶ車の移動、どの道路もリアス式海岸線を走るため、
くねくね道路ばかりでかなりの負担がかかったのにも関わらず、同行してくださった皆様に感謝です。
これからも私たちはソーラー街路灯の灯りを灯すため努力することを約束いたします。
photo by 内藤 順司 - '13.07.26 UPDATE
- 浜田さんのファンクラブ会員限定イベントが7月20日、21日、大阪フェスティバルホールでありました。
とても素敵なホールで、廊下には赤絨毯。
これだとコーヒーなどをこぼしては…と少々緊張気味に募金活動をさせていただきました。
募金額は36万8893円にもなり、ありがたく思います。
皆さまからお預かりした温かいお気持ちは、
責任を持って困難な環境にある人たちに届けられるよう行動したいと思っています。
21日はJ.S.Foundationが長く支援をしている「Japan Heart」の吉岡先生が訪ねて下さり、
久しぶりにお目にかかれたのですが、お元気そうで安心しました。
私たちが協力しているNPO団体は、海外の人道支援を主としています。
そのため東北の支援活動には、人材がどうしても不足がちで、様々な負担がかかるようです。
しかし、そこは我々は日本人。同胞が支援を求めているのに、それに応えられないようでは、
人道支援団体の看板を掲げる資格はないと私は思うのです。
はじめて浜田さんのコンサートを観ての吉岡先生の言葉が印象に残っています。
「この人は本当にファンを大切にしているな」 - '13.07.19 UPDATE
- 15日早朝、博多祇園山笠。
オイサ、オイサッ! オイサ、オイサッ! オイサ、オイサッ!
7つのひき山と1つの飾り山が、櫛田神社の狭い参道になだれ込む様は凄まじい。
子ども含めての男だけの夏祭りのパフォーマンス。
そして、山笠を先導する子ども達が全速力で走り回る健気さに胸が詰まる。
親子三代が同じ水法被に締め込み姿、これも本当に格好よかった。
私が好きだった「博多っ子純情」という漫画の主人公の六平君を思い出した。
彼も祇園山笠が大好きな九州男児だったな〜。
博多も暑かった。浜田さんのコンサート会場も暑かった。暑かったけどみんな幸せな顔をしていた。
浜田さんを中心にして素敵な時間がもてた13日、14日の博多湾の夕陽が美しかった会場でした。
J.S.Foundationにも皆さんからの幸せが集まり、45万6134円にもなっておりました。
有難うございました。 - '13.07.10 UPDATE
- 7月4、5日の両日、東京・NHKホールで開催された
チャリティーライブ For 東日本震災復興支援&海外-人道支援プロジェクトに、
皆さまの温かいご支援を寄せていただき有難うございました。
2日間募金活動をさせていただき、84万1985円ものご厚意が集まりました。
チャリティーグッズのマフラータオルにプリントされた
「WE WILL NEVER FORGET YOU...ALWAYS CARING FOR YOU!」
このメッセージを浜田さんは長い時間を掛けて、
未熟なJ.S.Foundationのメンバーに教えてくれていたのだと、遅ればせながら気がつき、
人を思いやるこころを育てていきたいと思います。
暑い日が続きます。
お身体に気をつけて!! - '13.07.03 UPDATE
- こんにちは!
6月22日の東京国際フォーラムでの募金活動には、
J.S.Foundationの助っ人会員が札幌に引き続き協力してくれました。
札幌でも国際フォーラムでも、お菓子の差し入れを頂き恐縮していました。ありがとうございます。
6月29日の仙台でのファンクラブイベントには、被災地から見えられた方もたくさんおられ、
J.S.Foundationが支援している幾つかの案件のお礼を受けました。
地元の方から「本当に助かっています」と言われると、嬉しさは倍増です。
そして、「こちらこそ、ありがとうございます」と自然に頭が下がりました。
東京国際フォーラムと仙台での募金活動は東京28万9740円、仙台16万916円にもなりました。
ご協力感謝いたします。
仙台でのファンクラブイベント前日、仙台在住の佐藤さんと岩熊さんとで朝イチから石巻市雄勝町へ。
以前から進めている立浜、大浜、水浜、のソーラー街路灯の進捗具合と
ボランティアのための宿泊施設のトレーラーハウスの発注状態の確認のためです。
そのあとは牡鹿町の表浜、閖上へと向かいました。
安倍総理の災害から国民を守る「日本国土強靭化政策」で、大手の建設会社がセメントや資材を買い占め、
被災地の小さな建設会社はセメントがない、人材が確保できない、資材の値上がりで
すべてが計画通りにいかなくなってしまっているのです。
でも、現地の方の努力でこの7月末にはすべての工事を完了する約束をいただきました。
写真は、ソーラー街灯を設置した宮城県名取市の閖上湊神社と、
これからソーラー街灯を設置する宮城県牡鹿町の表浜と設置を待つ12基のソーラー街灯です。
- '13.06.28 UPDATE
- 6月17日、18日の2日間、
神戸・国際会館こくさいホールにて浜田さんのチャリティーライブが開催されました。
2012年の6月2日、3日にさいたまスーパーアリーナで開催されたチャリティーライブの延長線上にあり、
「皆さんのことを私たちは忘れていませんよ」とのメッセージが添えられています。
この日も募金活動をさせていただき、皆様のご厚意が28万2388円にもなりました。
情けないかな個人の力では何をしたくても思うに任せませんが、
たくさんの人の善意が纏まれば、少しは人様の役にたてると信じて、今日まできました。有難うございます。
ただ浜田さんや皆様から託されるお気持ちに私たちが応えることが出来ているのか?
深いところで考えさせられています。
もう一度初心に戻って、前に進んでいきたいと思います。 - '13.06.14 UPDATE
- いつもJ.S.Foundationをご支援いただきありがとうございます。
私たちは2012年から宮城県気仙沼市、石巻市などの小、中学校や漁港などに
ソーラー街路灯を設置出来るよう力を注いでおります。
現地に何度か足を運びましたが、復興がまだまだ進まない現状では、校舎の回りに家がほとんどありません。
その為、生徒が遅くまで勉強や部活動をした場合、下校時、校舎回りが暗くなり大変危険な状態なのです。
特に秋から冬にかけては下校時間でも真っ暗になります。
そこでソーラー街灯を設置することが出来れば、本当に役に立ち、喜ばれる筈と考えました。
どの被災地もそうですが、今後そこで生活する人たちの為の新しい街づくりには、
予算、労力、アイデア、思想など様々な問題があり、壮大な時間が掛かるのは当然です。
そのことで国や役所を批判していても前には進めません。
自分たちができる範囲で知恵をしぼりながらお役に立てたら幸いです。
4月に打ち合わせにいった福島県伊達市の桃の花の美しさは記憶に残り、
この夏は福島の桃をたくさん食べたいと思います。
そして日本の里山の美しさにいつも癒されています。飯館村の美しい自然と人の気配がしない風景…
やっぱり今の日本は普通ではない。
宮城県名取市の閖上湊神社のソーラー街路灯5基の設置が完了しました。
以前から閖上で、被災者に寄り添い支援活動をしているロシナンテスとの共同支援です。
また、宮城県牡鹿半島の表浜漁港のソーラー街路灯12基の設置も完了しました。
ひかりの中に希望が浮かび上がるような気がするのです。
暗闇を明るく灯すひかりは、J.Sを支援してくださる、皆さまから心の温もりが形になったものです。
名取市の閖上湊神社のソーラー街灯 牡鹿半島の表浜漁港のソーラー街灯 - '13.06.12 UPDATE
- こんにちは!
先週末の6月8日、9日の2日間、募金活動をさせていただきました。
皆さまのご協力感謝いたします。
20ユーロ、40バーツを含め、35万6948円にもなりました。
今回の渋谷公会堂では、「チャリティーコンサートに外れてしまったので、その分も一緒に…」
とおっしゃって募金して下さる方や、
「私の街を支援してくれて有難うございます」とお礼を寄せて下さった方など、
いろいろ話しかけられ、さすがにいつもは無愛想な私も笑顔、笑顔。笑顔の大切さを学んでいます。
支援プロジェクトの報告が遅れていてすみませんでした。
福島県楢葉町の教育委員会と相談をし、支援を決めたプレハブの図書館が完成した報告が届いています。
楢葉町は2011年4月から民間施設を借り、小学生、中学生、あわせて101人で授業を再開していました。
そして、2012年1月に仮設校舎が完成し、
小学生、中学生合わせて、今は143人が通学しています(この生徒数は震災前の2割だそうです)。
予算の関係で図書室を特別支援学級の教室に使うため、J.S.Foundationは行政と相談し、
代わりになる図書室用のプレハブ支援を決め、教育委員会に動いて頂き、
基礎工事、組立設置費は楢葉町に負担していただきました。
少しでも行政が絡む事によりこの図書室を大切にし、気にかけて欲しいからです。
- '13.05.31 UPDATE
- こんにちは。
東京もいよいよ梅雨の季節。
先週5月26日、札幌市民ホールでの浜田さんのファンクラブイベント会場にて募金活動をさせていただきました。
総額17万5660円にもなりました。ありがとうございます。
そして今日はJSのブースに嬉しい差し入れをいただきました。
甘いもの好きの私にとって、とっても美味しいチョコレート!!
ありがとうございました。美味しかったです! - '13.05.20 UPDATE
- 5/19、神奈川県民ホールでの浜田さんのファンクラブイベント会場にて募金活動をさせていただきました。
今回も本当に多くの方々がJ.S.のブースに立ち寄っていただき、総額34万3446円にもなりました。
ありがとうございました。
また、J.S.のホームページを読んでいただいた方々から、
ここまでの活動についての貴重な意見もたくさんいただきました。
ひとつひとつがとても励みになります。ありがとうございます。
- '13.05.17 UPDATE
- こんにちは。
5/11倉敷市民会館、5/12広島文化学園HBGホールでの
ファンクラブイベントにて募金の呼びかけをさせて頂き、
26万8823円もの募金が集まりました。
ご支援を下さった方、そしていつも銀行や郵便局でご支援くださる方に心より御礼申し上げます。
写真は倉敷での1枚。歴史を感じるとっても素敵な町並みでした。
- '13.05.08 UPDATE
- 5月3日、4日、名古屋日本特殊陶業市民会館での
浜田さんのファンクラブイベント会場にて募金活動をさせていただきました。
総額48万9121円にもなりました。本当にありがとうございました。
皆さまからの温かいご支援や励ましの言葉が本当にありがたく、私たちを元気にさせてくれます。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
被災地の支援に関しては、信頼できる仲間たちと
これからもどんなに時間がかかろうとも実行していきたいと思っています。
- '13.04.19 UPDATE
- 3月15日、南相馬市の鹿島保育園に打ち合わせに行ってきました。
デザインを依頼している事務所の若手も合流したので、
これまでは漠然としていたアイデアが現実味をおびて有意義な打ち合わせになったと思っています。
太陽エネルギーの素晴らしさや不思議さを、目に見える形で楽しんで学べるようなものを考えてもらっています。
最終的にどんな細工になるのか…。楽しみです。
この鹿島保育園の太陽光発電の支援プロジェクトは、7月末の完成を目指しています。
福島から南相馬に行く道すじは桜が満開でした。土地柄か枝垂れ桜が目につきます。
「除染作業中」の立て看板がいたるところに立てられ、防護服に身を包んで除染作業に勢をだす人たち…
震災直後と比べて、良くなった面は何だろう?悪くなった面は何だろう?
そして今、私たちができることは何だろう?
「みんな、頑張っているから私もがんばろう」今はただそれしか思いつかない。
4月23、24日に石巻市と伊達市にソーラー街路灯の設置場所の打ち合わせに行ってきます。
ソーラー街路灯のプロジェクトは現地の人に喜ばれており、
うちの街にも是非設置をしてくれとの要望書が何件か届いています。
【J.S.Foundation事務局よりご報告】
2012年6月2日(土)、3日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催しました東日本大震災 被災地復興支援コンサートで、
皆様からお預かりしている善意の途中経過の報告をさせていただきます(2013年3月31日現在)。
相馬市の3保育園への飲料水支援 ¥300,000 長野県栄村支援金 ¥500,000 石巻市立渡波小学校への校外学習支援 ¥1,267,700 気仙沼市鹿折地区ソーラー街灯×10基 ¥2,322,750 気仙沼市の新一年生にランドセル贈呈 150人×2年 ¥9,000,000 陸前高田市の崩壊した小、中学校の再建支援 ¥10,000,000 名取市閖上地区寺子屋の子ども校外学習支援 ¥1,781,700 南相馬市立かしま保育園太陽光発電施設 ¥19,000,000 石巻市立大須中学校バトミントン部対外試合遠征費 ¥300,000 気仙沼市鹿折地区ソーラー街灯設置工事費 ¥677,250 気仙沼市立希望保育園の再建支援 ¥450,000 石巻市立蛇田中学校部活動対外試合遠征費 ¥282,150 石巻市立飯野川中学校男子卓球部対外試合遠征費 ¥300,000 石巻市立門脇中学校部活動対外試合遠征費 ¥300,000 石巻市雄勝地区へAED11機並び設置費用 ¥3,709,010 福島県双葉町、富岡町への子ども支援プロジェクト ¥10,000,000 石巻市雄勝町立浜、大浜、水浜地区ソーラー街灯×18基 ¥4,198,000 福島県楢葉町特別学級仮設教室プレハブ ¥3,623,550 石巻市雄勝町立浜、大浜、水浜地区ソーラー街灯設置工事費 ¥3,213,000 石巻市雄勝町トレーラーハウス並びソーラー街灯×15基 ¥20,000,000 石巻市立日和山公園ソーラー街灯×5基 工事費込み ¥1,180,000 合計 ¥92,405,110
東日本被災地復興支援コンサート収益金 ¥122,034,583 残 ¥29,629,473
ー現在交渉中の案件ー
・宮城県石巻市にある万石浦中学校と再建される渡波小学校への太陽光街路灯の15基設置。
・福島県伊達市の小学校3校と公民館1つで20基の街路灯設置を実現するため関係窓口と折衝中。 - '13.04.03 UPDATE
- こんにちは!
1年ごとに桜の開花が早まり、日本中のピカピカの1年生の門出に異変が起きています。
4月のはじめは、桜吹雪の中を元気いっぱい希望を胸に…、私の小さい頃はそうでした。
やっぱり、入学式に桜がないとね、どうも気分的に締まらない。
J.S.Foundationは3月13、14日と宮城県の気仙沼、石巻、雄勝へ行って来ました。
現地はまだまだ寒く、みぞれまじりの雨が降っていたのですが、
現地の人たちのひたすら前を向き、復興に取り組む情熱が私たちを励ましてくれました。
支援活動も時が経つと、求められるものが自ずと変化していきます。
また、被災者の方が望む支援と行政が考える支援とが著しく乖離している交渉事は、
神経が疲れてしまい、めげそうにもなりました。
被害に遭った人たちが切実に望む支援をJ.S.Foundationは実現したいと交渉するのですが、
役所の担当の方は「しかじかこれこれだから許可できない、blah-blah-blah」…。
「手続き上これは出来ません」ではなく、私たちが聞きたいのは「こういう方法がありますよ」のアドバイス。
以下は現地でソーラー街灯の設置交渉を担当して下さっている佐藤さんからのメールです。
貼付の写真は水浜の写真です。左側手前に小さくですがソーラー街灯が写っています。
これは石巻市が国の補助を受けて設置した物です。
つまり写真手前側が「漁港」で、右奥が「港湾」です。
漁港=石巻市管理
港湾=宮城県管理
船着場自体が応急復旧で嵩上げされている「漁港」
嵩上げ自体ができていない「港湾」
同じ浜なのにこれが縦割り行政の実態です。
ご支援頂くソーラー街灯は右奥の「港湾」に設置されます。
くどい説明と思われるかもしれませんが少しでも実態をご理解いただきたく…
よろしくお願いいたします。
雄勝湾漁協を支援する会 佐藤
こんなことがありつつも、現地の人たちの協力もあり、ソーラー街灯が設置されたり、
ランドセルを贈ることができたり、良かったな〜と思っています。
これもJ.S.Foundationを支援下さる、皆さまのあたたかな心があればこそです。
ありがとうございます。
「もうみんなに忘れられてる気がする」と雄勝の担当者が言う。
「忘れる訳がないじゃありませんか。みんな案じていますよ。
日本人は少なくとも向こう20年は被災地支援の費用を負担するのですよ、
そんな人たちが忘れる訳はありませんよ」と思わず私は言う。
絆は時間をかけて築かないと、か細い絆で終わってしまう。
私たちは出来る限り現地に伺い、たくさんの事を学びつつ繋がりを強めたいと願っています。 - '13.02.13 UPDATE
- 寒中お見舞い申し上げます。
みなさまお元気ですか?
J.S.Foundationは、引き続き東日本の被災地に伺い、
地元の住民に必要とされる支援方法を模索しております。
昨年の12月ごろ、河北新報社の記者の方と縁ができ、
いろいろ情報を収集することができました。そのなかで
「石巻市の中学校のこども達の部活の遠征費が不足していて各校が支援を求めている」との案件を拾い上げ、
石巻市の教育委員会に支援を申し入れましたが、予想通りの実のないやりとりが続きました。
よくよく考えると、市役所の職員も忙しいので面倒なことは嫌なのだろうと理解はできます。
しかし、石巻市中学校長会にJ.S.Foundationの意向が直接伝わり、
石巻市立大須中学校、石巻市立門脇中学校、石巻市立飯野川中学校、石巻市立蛇田中学校に
それぞれ300,000円を支援しました。
バトミントン部、バスケットボール部、卓球部などの県外で開催される大会への生徒のバス代としてです。
この地域は特に津波の被害が酷く、保護者の仕事基盤が不安定で部活遠征の新たな負担が重くなるため、
この支援は関係者からとても感謝されました。
また、現在進行中の案件は、
宮城県雄勝町の雄勝湾に15基の太陽光街路灯とAED10個の支援を実行できるよう動いています。
また2月6日、南相馬市に3回目の打ち合わせに行きました。
鹿島保育園の太陽光発電の件でした。
福島から車で約2時間30分。雪道を南相馬に向かう道筋は、たまに訪れる私には美しい風景でした。
東北を訪れるたび、日本の自然の美しさと日本の良さを再確認します。