J.S.FOUNDATION

活動報告

'08.12.26 UPDATE
今年も余すところ1週間となりました。
2008年は皆様にとってどんな年でしたでしょうか?

J.S.Foundationの2008年は、活動方針をじっくり考える年でした。
過去10年は、発展途上国の紛争や災害に苦しむ人たちの力になれたならば…と、考えていました。
しかし、100年にあるかないかの経済危機が世界中を覆っているというnewsに触れるごとに、日本の国内でも
J.S.Foundationの活動を待っている人たちがいるのではないかと考えるようになりました。

世界有数のお金持ちの国といわれている日本は、
政治家が真摯に国民のために働き、国の機関がきちんと為すべきことを為せばどうにかなると思うのですが、
私には何故か頼りない日本です。
アメリカの都合でいかようにも国の形がかわってしまう危機感がありました。
でも、100年に1度の危機ならそれぞれの国がそれぞれに見合う国の再建をめざし
自国の国益に奔走することのないよう願っている今日この頃です。

オバマ次期大統領の勝利宣言のなかで106歳のAnn Cooperさんの人生にふれ、
アメリカの歩んできた"Long Journey"を想ってみました。
自分が選んだ大統領でもないのにCNNの演説の中継画面に釘付け。
胸が熱くなり、ジョン・レノンのImagineが聴こえた気になりました。
そして、オバマを選んだアメリカ国民はどんな未来をこの新しいリーダーに委ねるのか、見ていきたいと思います。

2009年も皆様に素敵な時間と災難が降り掛かりませんように!!


12月23日、
友人を招いて一足早いパーティー。
近所の教会の素敵なステンドグラスの飾りが目につきました。

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god bless you
'08.12.09 UPDATE
こんにちは。
みなさんお元気ですか?
気が付けばもう12月。街はクリスマスムード一色です。しかし、今年はここ数年とは違った様相の年末となりそうです。
ご存知の通り、世界的な景気後退が日々拡大しています。
発端となったアメリカをはじめヨーロッパやアジア、もちろん日本でも大量解雇、
企業倒産といったニュースが連日にわたって新聞やTVで報道されています。
過剰なマネーゲームが実体経済に与えた影響は甚大です。
マネーゲームで恩恵を受けていた人々だけが影響を受けるのであれば自業自得で済むのでしょう。
しかし、むしろゲームとは関係のない人々にそのツケが回ってきています。
努力すれば相応に報われる、法治国家における原則が失われようとしています。
せめて、これ以上人の心が荒まないよう願うばかりです。

さて、J.S.Foundationは今年、ブータン難民キャンプでの火災発生、
ミャンマー連邦でのサイクロン被災に対し、緊急援助を実施しました。
みなさんからの支援は、協力団体を通じてテント、衣服、食糧、医療支援として被災した方々にお届けすることができました。
一方で、J.S.Foundation事務局は、緊急支援だけでなく中長期的かつ継続的な支援を実施すべく、
その候補を検討してきました。
しかしながら、刻一刻と世界情勢が変わっていくなかで、支援すべき優先順位、継続的活動の可否、
支援の効果検証の可否といった問題をクリアすることは思った以上に難しく、実現には至りませんでした。
今後も調査、検討を継続し、来年度にはみなさんに報告できればと考えています。
本年もJ.S.Foudationをご支援いただき本当にありがとうございました。
そして来年もJ.S.Foudationをどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんに良い年が訪れますように。
'08.10.27 UPDATE
紅葉の美しい季節になりました。
みなさまお元気ですか?

仕事に追われている私ですが、唯一の楽しみは美術館巡りです。
先日は青森県立美術館に行ってきました。
ここで一番楽しみにしていたのが、
シャガールがアメリカとロシアのバレー団に依頼され描いた巨大な背景画3点と、
奈良美智が寄付した犬「青森犬」です。

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期待通りの素晴らしさと可愛さ。
次回は雪深い季節に足を運びたいと思える素敵な美術館でした。


J.S. Foundationは、1999年に岡山のNGO団体「AMDA」との協力でボスニア紛争の被災民への支援がスタートでした。
サラエボの市街戦はテレビのNews映像を見てるだけでも心が痛み、そして国連の無力さを痛感させ、
今日のアフガニスタン、イラクの混乱へと続いているのかもしれません。

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ボスニア紛争の際は、
隣国クロアチアの首都、ザグレブにサラエボから休暇で戻る女性にワークブーツを運んだ日が昨日のような気がします。


その後、AMDAが設立したネパールのこども病院、
UNHCRが運営するネパールのブータン難民キャンプへの教育支援へと少しずつ歩を進めてまいりました。
現在は、ロシナンテスのスーダンでの飲料水事業とミャンマーでのジャパンハートが運営する病院の
治療費が払えない子供たちへの支援を考えています。

ここに紹介する絵はアフガニスタンの子どもから届いたものです。
戦争が日常である環境ではなく、もっと希望のある絵を書ける環境が一日も早く彼らに訪れるよう、
J.S. Foundationはサポートをしていきます。

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'08.09.03 UPDATE
 ご無沙汰しておりますが皆様お元気のことと思います。
私は夏の休暇を利用して、ラオスの山間部などを訪れてきました。
そこは、それはそれは不思議な時間空間で、朝靄の中から現れた托鉢の業に励む大勢の修行僧の行列、
そして早朝にもかかわらず両手をあわせ喜捨をする村人。
少数民族への弾圧があるのが嘘のような優しげな村でした。

8月31日
アフガンで殺害された「ペシャワール会」の伊藤和也さんのお別れの会に行ってきました。
突然うそみたいに逝ってしまった伊藤さんを見送るご両親、お仲間、関係者各位の心中を察すると言葉もありません。
私は「ペシャワール会」から頂く会報で、彼のアフガンにおける活動報告を読み、
頑張っているなと共感をした記憶があります。
ケシ栽培から農作物への転換。そのやせた土地に適する苗の品質改良。
汗を流し身を粉にした成果の緑の畑。菜の花畑で遊ぶこどもたちの笑顔。
そして「子供が食べ物に不自由しないように」と結ぶ文章。

人道援助とは?
生き方の一つ/考え方の一つ。または人間と未来を信頼すること。支え、支えられる「人」という字。
いろいろ解釈の仕方があるのでしょうが、このような事件が起こると考えさせられます。

NGOの人達が必要とされるのはリスクの高い場所です。
危険はつきまといます。危険な場所でも現地に行かずして、現地で役立つことは出来ません。
その図式は明々白々です。

人間の義務と、どんなに私が反対しても紛争地に赴き、
志半ばで逝ってしまった女の子の笑顔と伊藤和也さんの笑顔は清々しく同士のような感じをうけました。

中村哲さんの「現地の人は恨まない」、
この言葉の意味を察して願わくばひるむことなくNGOの各位には人道支援にこれからも力を尽くしてほしいと思います。

J.S Foundationはみなさまからの温かいご支援と亡くなられた伊藤和也さんのような
NGOに携わる沢山の人達の理念と情熱に支えられて10年を迎えます。

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'08.06.18 UPDATE
「緊急報告続報 -UNHCR-」

5月15日付けの「緊急報告続報」にて、支援をした3団体から報告が届きました。
5月7日付けで1,000,000円を拠出いたしましたUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)からの報告です。

(日本HCR協会ホームページより)
ミャンマーでのサイクロン被害に対し、UNHCRは、被災者約25万人分(5万世帯)のシェルター提供を担当し、
一日も早く衛生環境を整え、被害を最小限に食い止めるために救援活動にあたっています。
5月中に、ビニールシート、毛布、蚊帳、調理器具セットといった緊急支援物資が
ドバイからヤンゴンへと10回にわたり空輸されました。
タイから陸路でトラック輸送した物資を含めると、6月始めには、その総重量は433トンにのぼります。
現地ではUNHCRのパートナー機関である国際NGOや地域に根ざした組織を通じて、被災者の元に届けられています。
UNHCRは、ミャンマーにある国連諸機関による合同緊急対応チームの一員として、
25万人の被災者を対象として支援を行っていますが、その半数以上の人々に支援物資が届けられることになります。

さらにUNHCRは、キャンプ地の設営についてのトレーニングを、
ミャンマーの社会福祉省で仮設住居建設を担当する職員に対して行う予定です。

また、UNHCRは、ミャンマー・サイクロン被災者支援のために、
デルタ地域のラプッタ(Laputta)とボガレ(Bogale)に活動拠点を開設しました。
300人以上の住民が暮らすラプッタ地区では、6月上旬までに、2315枚のビニールシート、2315枚の蚊帳、
2315枚の毛布、1528個の調理器具セットが配布されました。

ボガレ地区では、すでに1566名の被災民が帰還しました。
さらに、200名ほどの被災民に避難場所から自宅への帰還の意思があることをUNHCRは確認しました。
UNHCRによるビニールシートやその他の支援物資の配給は、被災民の帰還に大いに役立てられると期待されています。
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'08.06.18 UPDATE
「緊急報告続報 -AMDA-」

AMDAは、ミャンマー保健省から国際NGOに所属する外国人医療従事者に対し、
被災地における診療活動を許可された初めての国際NGOになりました。
現地での医療活動が可能となった旨の報告を受け、5月14日付けで1,000,000円を拠出いたしましたAMDAからの報告です。

(AMDAホームページより)
1:調査活動等開始日:5月5日(診療活動の開始は、11日)

2:活動地:ヤンゴン管区 クンジャンゴン市 各保健行政地区

3:診療した患者数・健診数(5月11日〜6月16日):計6,225人(患者数6,110人+健康診断115人)

4:これまで実施している活動内容:
・被災状況、救援ニーズの調査(ヤンゴン市内各所及びクンジャンゴン市内各所)
・ヤンゴン保健当局(保健省緊急対策本部・ヤンゴン管区保健局)との協議
・クンジャンゴン市保健当局との協議及び活動連携
・AMDA医療スタッフ+保健省保健局・保健省環境衛生局・クンジャンゴン市医療スタッフ+住民参加による巡回診療
・飲料水用錠剤や石鹸などの配布と、使用方法等の説明を兼ねた保健衛生教育
・毛布や古着の贈呈

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'08.06.18 UPDATE
「緊急報告続報 -ジャパンハート-」

5月12日付けで1,000,000円を拠出いたしました国際医療奉仕団ジャパンハートからの報告です。
数年前J.S.Foundation事務局メンバーが現地を訪問した際、ジャパンハート代表でいらっしゃる吉岡医師にお会いし、
お話をうかがったことから今回の支援が実現しました。

(ジャパンハートホームページより)
6月5日:活動病院に搬送後、けが人手術を受ける。

6月3日:被災したけが人を搬送。

5月30日:このころおおよそ対象は10万人およぶ。援助継続。

5月18日から少しづつ調査範囲を広げ、なをかつ支援物資配布をイラワジ管区被災地に継続。

5月16日:イラワジ管区にスタッフ調査進める。

5月15日:ヤンゴン管区末端まで調査・援助物資配布開始。

5月14日:ヤンゴン管区からイラワジ管区にかけて被災したサイクロンと逆行するよう調査範囲を広げ、
     同時に援助物資配布開始。

5月13日:ヤンゴン周辺に援助物資配布開始。

5月12日:ヤンゴン周辺を被災状況一斉調査。

5月11日:医師2名、看護師2名緊急救援活動のため現地入り。

5月5日:神白医師ヤンゴン入り。

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'08.05.15 UPDATE
「緊急報告続報」

ミャンマー連邦への大型サイクロン直撃に続き、12日には中国・四川大地震が発生しました。
14日現在、ミャンマーでは亡くなった方は3万8千人、行方不明者は2万7千人、また四川省で亡くなった方は1万4千人、
生き埋めになっている方は2万5千人を超えていると報道されています。
自然の力の前には人間は本当に弱い存在であることを思い知らされる一方、
ことミャンマーにおいては人災が被害を拡大させたこと、
更に今後も拡大させる可能性が極めて高いのは疑いようがありません。
J.S.Foundation事務局のメンバーが入手したタイの新聞では、川に浮かんだ多くの遺体が掲載され、
想像を絶する悲惨な状況がミャンマーで発生していることが伺い知れます。
政治について言及するつもりはありません。
しかし、国民の命よりも政権のメンツに重きを置く姿勢は、人道に対する罪だと考えられます。
海外の援助関係者の入国を殆ど拒み、被災地入りを認めた例は更に少ないのが実情です。
救援物資は軍部による横流しが横行し、それを必要とする被災した方々に届かないことが多々あるとも聞きます。
また、国民が塗炭の苦しみにあえぐ最中、
軍政の新憲法の是非を問う国民投票を強行したことは許される行為とは到底思えません。
現に生死の境にある人々を救うべく、国連機関の介入といった外部からの圧力が必要ではないでしょうか。

さて、続報です。
J.S.Foundationは、UNHCRへの1,000,000円(5/7付)の拠出に続き、
ミャンマーを中心に活動している国際医療奉仕団ジャパンハート(http://www.japanheart.org/)に
1,000,000円(5/12付)の拠出をさせていただきました。
数年前J.S.Foundation事務局メンバーが現地を訪問した際、ジャパンハート代表でいらっしゃる吉岡医師にお会いし、
お話をうかがったことから今回の支援が実現しました。
また、現地での医療活動が可能となった旨の報告を受け、
AMDAに対しても1,000,000円(5/14付)の拠出をさせていただきました。
今後も被災地での救援活動のために、継続して支援をしていきたいと考えています。

また、中国では小学校や病院、比較的奥地の貧しい地域中心での建物倒壊被害が発生しています。
被害に遭われた方々の多くに子供を含む社会的弱者が含まれています。
ニュース番組で報道された、子供の亡骸を前に泣くことも忘れ放心状態でたたずむ肉親の姿が忘れられません。
本日、中国政府が日本政府の震災救援隊受入表明をしたばかりであり、
今のところ他国の人的支援の受け入れに中国は同意していません。
発生直後の混乱から客観的に判断できる整理された情報が少ない状況にありますが、
中国に関しても協力団体からの情報を入手し、効果的な支援を適宜実施していくつもりです。
都度報告させていただきます。
'08.05.12 UPDATE
「緊急報告」

5月2日の夜から3日にかけてミャンマー連邦の中・南部に大型のサイクロンが直撃しました。
ナーギス(Nargis)と名付けられたこの大型サイクロンによる被害は、日が進むにつれて拡大しています。
8日に行われた国連による記者会見では、被災者の数は150万人以上に上るとも言われてます。


この緊急の事態に対して、国際救援機関やNGO、
アメリカをはじめとした諸外国は、早々と救援隊を組織し、人道支援活動を行おうとしました。
しかし、ミャンマーの軍事政権は「金と物資だけ」は受け取るが、彼ら災害救助隊や報道陣の入国を認めませんでした。
私には軍事政権の意図は分かりませんが、
人道支援は「資金、物資、人材」が揃ってこそ成果があげられるものです。
どんな理由があろうとも、人の命以上に大切のものはありません。
一刻も早いビザの発行をただただ願うばかりです。


J.S. Foundationは、国連の合同緊急対応チームの一員として、
テントや衣服、食糧の救援を行うシェルター部門を受け持つUNCHR(国連難民高等弁務官事務所)に、
5月7日付けで1,000,000円を拠出いたしました。
UNCHRはミャンマーではヤンゴンを中心に70名の職員が活動しています。
また、医療支援に対しては、AMDAの本部と連絡を密に取り合っております。
出来るだけ早い医療支援を行いたいと思っております。決まり次第、ご報告いたします。


私はミャンマーのヤンゴンやその近郊を訪れたことがあります。
軍事優先の軍事政府のため、国民の生活は厳しく、インフラも整っておりません。
しかし、国民は皆、穏やかで、僧侶への信頼も厚く、
他者への思いやりも高い、優しい人たちでした。
一刻も早く彼らに、あの時私が心打たれた満面の笑みが戻ることを切望してなりません。
'08.03.25 UPDATE
J.S.Foundationから報告です。

ネパール東部、ジャパ郡のゴールダップ難民キャンプで3月1日夜火災が発生しました。
この難民キャンプには、ネパール隣国のブータンにおいて民主化弾圧をうけた、
ネパール系住民がブータン難民として暮らしています。
竹などで建てられた家屋の9割が焼失、8,000〜10,000人が住む場所を失いました。

現地から送られて来た、辺り一面焼け野原の写真に胸がつまりました。

火事前
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火事後
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J.S.Foundationは2003年より、UNHCRと協力して、
このキャンプで暮らす子供たちの教育支援及び太陽熱発電設置の支援に協力してきました。
私も何度かお世話になったキャンプです。
竹の骨組みと竹の葉の屋根でつくられた教室。
ノートや鉛筆も無い不自由な中で懸命に勉強に励み、無邪気に笑いかけてくる子供たちの明るい姿を思います。
「あなたの夢は?」と、問いかける私に「インドへ留学して先生になりたい」と、
答えた女の子やサッカーに興じる男の子たちの笑い声。
そして、土地は渇いているけど、夕方になると美しい夕焼けや、蛍の乱舞する川辺。


UNHCRと3月3日より連絡を取り合い、住宅再建と食料の配給手当としてして、
3月10日に2,000,000円、同じキャンプに診療所を運営している AMDAに、
負傷者の治療と毛布や食料の手当として3月12日に1,000,000円支援しました。
みなさまから預けていただいている寄付金が迅速に現地の被災者のために届けることができたことを報告いたします。

関係機関の協力のうえ一日も早い復興を願っています。
'08.02.26 UPDATE
東京はすっかり春めいてきましたが、
皆さまにはお変わりありませんか?

今日はポカポカ陽気に誘われて、桃の花を買いにいきました。
薄ピンク色の花は、おひな様や緋毛氈、桜餅と、子供のころの記憶につながります。
記憶のつながりのなかで、春は芽吹くもののエネルギーを
希望という明るい響きにして、私の日常に運んでくれたようです。

J.S Foundationの事務局には「浜田さんにバレンタインのプレゼントをしたつもりで募金をしました」
という、思わずニコッとしてしまうメールが届きます。
本当に有り難いことです。
この私が感じた、有り難く幸せな気持ちを、困難な環境にある人々に届けられる喜びは
これからの私の人生の大きな支えになります。
最近、大切な友人の訃報に接し、今までの自分の人生の辿って来た
生き方を思い返し、これからは仕事優先のシフトを少しずつ軌道修正して
J.S Foundationの活動により多くの時間を割きたいと考えています。

スーダンで医療活動をしているロシナンテスからは、浄水器関係の見積書の改訂版が届きました。
このように、2008年度の活動方針を立てるべく、協力団体との面談を重ねて居ります。
迅速に、多くの方々へ援助の手が届くよう、2008年も皆さまのご支援のほど、重ねてお願い申し上げます。
'08.01.23 UPDATE
 遅ればせながら明けましておめでとうございます。
一昨年に続き、昨年も浜田さんのコンサート会場で募金活動をさせていただきました。
皆様には大変お世話になり、ありがとうございます。
詳細は、年度決算報告にて別途ご報告させていただきますので少々お時間をください。
さて、J.S.Foundationの活動は今年で10年目を迎えます。遡ること13年前、あの阪神淡路大震災が発生。
大きな被害の中、たくさんの個人レベルでの活動、国境をこえての援助活動が行われました。
我々のような小さな力でも何かできないか?そんな考えをきっかけとして J.S.Foundationが発足しました。
この10年、皆さんからお預かりした募金をいかに効果的に拠出するか、我々なりに考えて活動をしてきました。
一方で自分自身を振り返ると代表はじめ事務局メンバーは今日と明日を考えるのが精一杯だったように感じます。
「今年は明後日のことも考えよう!」事務局内では今、代表のそんな大きな声が聞こえています。
事務局は今一度スーダン難民に関し、レクチャーを受け、情報を集め、勉強をしています。
民族間紛争が拡大、停戦合意がなされた後も民族対立がやむことなく、非人道的行為が繰り返されています。
スーダン ダルフール地域での国内避難民が160万人、
隣国のチャドへは20万人以上の難民が国境を越えている状況が今も続いているのです(詳細についてはhttp://www.japanforunhcr.org/act/a_africa_darfur_01.html参照)。
このようなとてつもない状況に対し、何ができるかをもう一度冷静に考えたい、そんな思いです。
またスーダンでの医療事業を中心に活動をしているNPO法人ロシナンテス(http://www.rocinantes.org/project/water.html)との
浄水事業についても実現させていきたいと考えています。
具体的になりましたら、都度ご報告させていただきます。
実体を伴わないマネーゲームがサブプライム問題や原油高などを引き起こし、世の中を歪めているように思える昨今ですが、
今年も事務局は地に足を付けた活動を継続していきます。
今年もどうぞJ.S.Foundationをよろしくお願いします。