- 2013.06.14 UP
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いつもJ.S.Foundationをご支援いただきありがとうございます。
私たちは2012年から宮城県気仙沼市、石巻市などの小、中学校や漁港などにソーラー街路灯を設置出来るよう力を注いでおります。
現地に何度か足を運びましたが、復興がまだまだ進まない現状では、校舎の回りに家がほとんどありません。
その為、生徒が遅くまで勉強や部活動をした場合、下校時、校舎回りが暗くなり大変危険な状態なのです。
特に秋から冬にかけては下校時間でも真っ暗になります。
そこでソーラー街灯を設置することが出来れば、本当に役に立ち、喜ばれる筈と考えました。どの被災地もそうですが、今後そこで生活する人たちの為の新しい街づくりには、予算、労力、アイデア、思想など様々な問題があり、壮大な時間が掛かるのは当然です。
そのことで国や役所を批判していても前には進めません。
自分たちができる範囲で知恵をしぼりながらお役に立てたら幸いです。4月に打ち合わせにいった福島県伊達市の桃の花の美しさは記憶に残り、この夏は福島の桃をたくさん食べたいと思います。
そして日本の里山の美しさにいつも癒されています。飯館村の美しい自然と人の気配がしない風景…やっぱり今の日本は普通ではない。
宮城県名取市の閖上湊神社のソーラー街路灯5基の設置が完了しました。
以前から閖上で、被災者に寄り添い支援活動をしているロシナンテスとの共同支援です。
また、宮城県牡鹿半島の表浜漁港のソーラー街路灯12基の設置も完了しました。ひかりの中に希望が浮かび上がるような気がするのです。
暗闇を明るく灯すひかりは、J.Sを支援してくださる、皆さまから心の温もりが形になったものです。
J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子