J.S.FOUNDATION

活動報告

2012.12.19 UP

こんにちは!

もうすぐクリスマスにお正月。
家庭を預かる者にとっては目が廻るような忙しい日が続きますが、みなさまにはお元気でお過ごしですか。

J.S.Foundationは12月15、16日に宮城県気仙沼市の幼稚園5園(葦の芽幼稚園、葦の芽星谷幼稚園、唐桑幼稚園、津谷幼稚園、馬籠幼稚園)に行ってきました。
4月から小学校へ入学する年長組のこどもたち150人にランドセルをプレゼントするためです。
以前から協力体制にあるNPOジャパンハートの「被災者のこころのケアや医療活動」に連動したプロジェクトです。

気仙沼市では震災により経済基盤を失うか、それに近い状況にある方々が多いために、新しいランドセルを我が子に買ってあげられない家庭が多くあるというリサーチでの支援活動でした。
こどもたちみんな本当に喜んでくれ、お礼の言葉のなかに
「私たちはみなさんの優しいこころを忘れずに小学校に行ったら一生懸命勉強します。ありがとうございました」
こんな言葉に胸が熱くなりました。
困難な環境に負けない様に「あなたたちのそばには日本中の人が寄り添っているからね…」
これがJ.S.Foundationからの気持ちでした。

その後、同じ気仙沼市鹿折地区に設置した11本の太陽光街路灯の贈呈式に出席しました。
この日は朝から生憎の雨模様でしたが、設置箇所に案内してくれた気仙沼市の土木課の人の言葉がこころに残りました。

「J.S.Foundationが設置してくれた太陽光街路灯は、停電になっても輝き続け、住民には希望の灯になります。
仮設の人たちはこの街灯を目印に帰宅して欲しい」

学校の校庭に所狭しと立ち並ぶ仮設住宅の人たちの足元やこころを、この街路灯がほんわり照らして欲しいと願っています。
太陽光街路灯の設置希望があるのなら、今後も気仙沼市やそのほかの地区も含めて協力を得て進めたい。
私たちが設置した街灯はなかなかの優れもので、非常にコンパクトで設置場所が移動できます。
気仙沼は今も尚、地盤沈下がひどいのですが、かさ上げの工事が済んだ場所にも移動設置がし易い様に考えられています。

2012年も終わりに近づいています。
3.11後のはじめての選挙がおこなわれました。
俗にいわれる死票が40%に昇った。
この国はどこへむかうのだろう?

2013年はよい年でありますよう!!

 

J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子

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