J.S.FOUNDATION

活動報告

2012.07.18 UP

こんにちは。
皆さまの住む町は如何ですか?連日、豪雨で被害にあった町のNEWSが流れます。
12日の九州地方は「経験ないような大雨」との気象庁予報。
それがどんなに凄い雨の降りかたなのか想像できませんが、被害が最小であればと願います。

私の事務所の庭はすっかり夏模様でひまわりも見事に咲いています。

私たちは今、J.S.Foundationが出来る事を探しに何度か被災地に足を運んでいます。

1:気仙沼市の鹿折地区にある復幸マルシェ(http://www.shishiori-marche.jp/)の代表理事と話し合い、街灯の数が圧倒的に不足しているこの地区を中心に、ソーラー街路灯の設置の支援が出来ればと考えています。
鹿折中学校周辺と浦島小学校周辺、大島地区と松岩地区への設置を気仙沼市と交渉してもらっています。
予算は11本の設置で320万円前後になるかもしれません。
鹿折中学校も浦島小学校も災害避難場所に指定されているのですが、街灯が少なく防犯の面でも不安を抱えているとのことでした。
現在はそれぞれの校庭に仮設住宅がたくさん建っていました。
外から見てもご不自由な生活環境が想像でき、せめてソーラーの街路灯で明るい夜道になればと考えております。

復幸マルシェには約20のお店が入っていました。
周辺はまだまだ復興にはほど遠い状況です。
ここ復幸マルシェを中心に元気になってくれればと代表理事がおしゃっていました。
代表理事の塩田さんと事務局の佐々木さんと打ち合わせ。
韓国のNPO団体から寄付されたソーラー街路灯。
鹿折中学校の校庭に設置されている仮設住宅。
浦島小学校の校庭にも多くの仮設住宅が設置されていました。

2:南相馬市から市立の保育園を一カ所提供していただき、その保育園の屋根にソーラーパネルを設置し、自然エネルギーだけで保育園を運営したいと考えております。
そして、子どもたちに自然エネルギーの可能性を肌で感じる教育をしてもらう。
そんな想いを南相馬市に伝えたところ「鹿島保育園はどうでしょうか?」と連絡をいただき行ってきました。
南相馬市が力を入れて建設しただけあり、檜の香りがする素敵な保育園でした。
しかし、このプロジェクトはかなりの金額がかかるので困難かもしれませんが、出来る限り色々な方法を模索していきたいと思っています。

J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子

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