J.S.FOUNDATION

活動報告

2011.08.12 UP

東日本大震災で被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げます。
復興支援に携われているすべての方々の勇気と熱意にこころを動かされます。

東北地方は夏祭りが真っ盛り。

被災地域の人たちがそれぞれ大変な努力を重ね、
先祖や3月11日なんの前触れもなく命を失った人たちの御霊を招き入れるお祭りの灯明。

住んでいた家や町まですべて津波にさらわれた被災地では、賑やかな太鼓や笛、そしてお囃子のかけ声が唯一の道しるべ。
不慣れな天国から自分の家族に会いにくる道が分からないこどもたちにはどんなにこころ強かったか、
それを思うと涙が自然にあふれます。

いるはずの人がいなくなり、あるはずのものが消えてしまう。
続いてきたものが断ち切られ、始まるはずのことが失われる。

被災地に数回入っただけの私でさえ、瓦礫の町に立つ度にいのちを考えると虚しくなる。

でも頑張ろう、と図書館プロジェクトに取り組んでいます。

J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子

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