- 2010.06.18 UP
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みなさまお元気ですか!
いよいよ W 杯スタート。
寝不足気味でも「お仕事、お仕事」と頑張りたいのですが、寄る年波には…
6月5日に訪れたソウルでは、早くもW杯で盛り上がっていて、赤のユニホームがあちらこちら目につきました。
私も大好きなパク・チソン選手のサインが入ったユニホームが欲しくて、事情も分からず繁華街のイベント会場に並んでみたのですが…
よくよく聞くとこの日に抽選券をもらい、翌週月曜日朝からサイン入りユニフォームの抽選結果発表があるらしく…。
月曜日の朝ソウルを発つ私は、パク・チソン選手のサインなしのユニフォームを購入し、ガマンしました。事務局は1月13日に発生したハイチ大地震の被災者の支援を引き続きUNHCRを通じて実行しております。
3,600円で20人に基本的な衛生用品を配布できます。
9,000円で避難生活に必要不可欠な毛布や調理器具などの生活用品1セットが配布できます。
18,000円で1家族に、当面の間生活できる丈夫なテントが配布することができます。この緊急支援の要請に応え、1,050,000円(US$10,000)を支援金とさせていただきました。
ハイチの再建には長い長い時間が必要だといわれています。
地震で全てを失ってしまったハイチの人たちのことを1日でも長く覚えていたいと私は思っています。しかし、ある番組を見て、心底人ってなんなのだろう?と考えさせられました。
世界中からたくさんの医薬品が贈られたのにもかかわらず、医療現場には届いていないのです。
病院の医薬棚はほとんど空っぽで、医師が「あの薬さえあれば救われたのに」と嘆いているのです。
ではその医療品はどこにあるのか?
関係者が医薬品を横領し闇市場に流していたのです。気分が落ち込むと、国連UNHCR協会の中村さんに電話をします。
中村さんはいつも「佐藤さん、避難民に60%届いたら善しと考えて」と私を諭してくれます。
長く難民の救済の現場に携わっていた人の言葉で私は元気になれます。J.S. Foundation代表 佐藤 佐江子