J.S.FOUNDATION

活動報告

2000.07.14 UP

4月から7月まで、JS基金の活動は3件となりました。
4月末、北海道有珠山噴火により、避難された方々のペットを救済するために全国獣医師会が、善意で開設した「有珠山動物救援センター」に医薬品及並びエサ代として10万円を寄付。

6月には地方の方から「新聞でAMDAの記事を読みました。
実はミャンマーで飲み水に関するプロジェクトを探し出したいのですが、その方法を手伝って欲しい」との依頼があり、『ミャンマー・プライスリー・ヘルスケアセンター』というプロジェクトに浄水器の設置の一部として使っていただくようJS基金は橋渡しを致しました。
その後その方から「紹介していただいてどうもありがとうございました。
生きるための最低条件は飲み水だと思います、そしてこれは兄の遺志でもありました。」とお礼状をいただきました。

そして6月中旬には、貧しくてネパール子供病院へ行くこともできない子供達のために、AMDAに別のプロジェクトを作っていただきました。
「JS基金で、子供達の診療費を支払う」、というプロジェクトで、年間80万円となりますが、1回目として40万円を寄付しました。
病院があり、医師がそこにいても、お金がないため病院に行くことができない環境を思い浮かべる時、私も現地へ一度、行かなければと強い思いがします。

毎日、耳に飛び込んでくる信じられないようなニュースの数々、そしてモラルハザードという言葉を、また、何度となく見たり、聞いたり。
経済的な豊かさと貧しさ、心の貧しさと豊かさ………
いつからか知らないけれど、何か、どこか違った方向へひたすら歩み続けていく、不安感いっぱいのこの国。
それでも、決して、あきらめたり、見限ったりはしたくない。
すべてのこどもたちの未来は、明るくあるべきだと信じていたいから。

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