J.S.FOUNDATION

活動報告

2010.01.29 UP

2010年、新しい年が良い年でありますように!

平成元年生まれの若者たちがむかえた成人式。
この若者たちが創りあげていく未来が、どんな世界になるのか楽しみです。

みなさまもニュースでご存知のように、ハイチでとても大きな地震がおきました。
もともと政情不安定で国連平和維持軍が治安維持に努めていた国でしたがその国連組織も政府機能も破壊され、混乱をきわめています。

J.S.Foundationは1月13日夕刻から、現地に赴いてくれるNGO団体の情報を集め、2団体に連絡をとりました。
1つは神戸にある「CODE海外災害援助市民センター」です。
この団体は1995年の「阪神淡路大震災」の折、神戸で支援ボランティアに携わった方々が柱になり、その経験を生かし海外災害の支援活動を続けていたNGOです。
1月15日、その団体の現地に赴くスタッフに1人でも多くの被災者に寄り添って欲しいとの願いを込めて、1,176,000円を支援金に遣わせていただきました。

もう1つの団体はピースウィンズ・ジャパンです。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)とは、5、6年前からアフガニスタン女性のための自立支援プロジェクトで何度か協力してさまざまな事業に取り組んでいます。
去年の夏にも、PWJが手がける「フェアトレード コーヒープロジェクト」の視察に東ティモールを訪れました。
そのPWJが今回のハイチ地震に際し、一刻も早い支援のために現地にリサーチに入ると聞きました。
これまでのJ.S.Fのプロジェクトをともに経験し、その熱意や理解にとても信頼がおける団体ですので、J.S.Fを支えて下さるみなさまのお気持ちを託させていただきました。
一刻も早く現地にテントをたちあげ、支援物資を被災者に手渡して欲しいと願っています。
1月19日に支援物資購入の足しになればと1,000,000円供出させていただきました。

今後もいろいろな情報を得、支援を続けていきたいと考えております。

また、昨年12月26日からミャンマーのサガインにあるジャパンハートが運営する病院に行ってきました。
ジャパンハート「JS子ども基金(ミャンマー子ども医療サポート)」の件は以前ご報告させていただきましたが、現地に伺い色々勉強になりました。
道中はいろいろとハプニングもありましたが、次回にきちんとご報告させていただきます。

日本では1995年がボランティア元年とよくいわれていますがたくさんの犠牲をだした阪神淡路大震災や数々の災害の経験をふまえて、このような団体が組織され、国境を越えて、困難な環境にある人たちの傍らで寄り添う機会がふえるなら、争いごとが少なくなるのかもしれません。

J.S. Foundation代表 佐藤 佐江子

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