- 2009.10.22 UP
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こんにちは。
J.S.Foundationにいつも変わらぬ皆様からのご支援を頂き、心より感謝を致しております。
皆様の温かなお気持ちを人道支援に携わるスタッフの方たちに機会があるたびにお伝えしているので、どのNGO団体もJ.S.Fの支援プロジェクトに関しては、一時帰国された折に事務局に報告にきてくださいます。
時にはとても困難な現場に赴任されているスタッフから「虚しくなる時があります」と、本音がポロリ出てくる場面も。
そんなときには、「あなたたちが活動してくれないとJ.S.Fの存在に意味が無くなる。
苦しい環境にある人たちの例え1人にでも希望を与えることができるなら、それはあなたたちをも救ってくれることになるのだから希望をもってくださいね」と励まします。
しかし、一方で「私はこんなことをひと様にいえるような人間か?」と恥じ入っている自分がいます。スーダンのロシナンテスより、協力させて頂いた「スーダン水環境対策プロジェクト/給水塔補修完成」の写真が届きました。
さて、報告が遅れに遅れてしまっている2009年5月以降の支援状況です。
5月26日付け
日本UNHCR協会にパキスタン北西部における国内避難民の緊急人道支援に¥1,500,000の協力を致しました。
パキスタンは、これまでアフガニスタンの難民受け入れに力を注いでくれていました。6月3日付け
干ばつに苦しむアフガニスタンの井戸掘り及び水質検査の調査費の予算不足のピースウィンズのスタッフの熱意に賛同し、¥1,500,000協力を致しました。
1日もはやく飲料水に適す水源を探し当てることを願っています。アフガニスタン関係は、以前もピースウィンズにはお世話になり戦争で働き手を失った婦人のためのプロジェクトで大きな成果をあげています。
7月31日付け
浜田省吾さんのファンクラブイベントの会場で募金にご協力頂いた¥2,502,000を「あしなが育英会」の子どもたちの奨学金にして欲しいと協力させて頂きました。
お金持ちの国と世界から言われた日本が、気がつけば平均的な所得の半分以下の家庭で暮らす17歳以下の子どもは14.2%、7人に1人が貧困状態にいるということです。
この環境の中では高校、大学への進学もままならないと思えます。
強く願えば希望は叶うということは、現在では難しいのでしょうか?
みなさんが寄せて下さった募金箱へのお気持ちが奨学金となり子どもたちの励ましになると信じております。10月1日付け緊急支援としてスマトラ島沖地震、被災者の緊急医療支援に向かうAMDAに¥1,000,000の支援金を使わせて頂きました。
報告が届き次第HPに立ち上げます。そして、継続的な活動としてミャンマーで医療活動をされているジャパンハートと協力しJ.S.Foundation子ども基金を立ち上げました。
ジャパンハートを主宰する吉岡秀人医師には10年前ぐらいにお目にかかる機会があり、その熱意に圧倒された印象があります。
吉岡先生は多分すごく早い時点でご自分の使命感に気づいてしまわれ、いま自分は何歳だから後、何人のひとを治療できるだろうかといつも考えておられる様子で、印象としては求道者のようなお医者さんでどんな手術も日々努力されているようです。
この団体と昨年のミャンマーの大きな水害のときから、協力ができるようになり私としては嬉しく思っております。
ミャンマーは皆様もご存知だと思いますが、軍事政権のため国民は政治的にも経済的にも苦しい環境に置かれています。
昨年の水害の被害からなかなか立ち直ることができない人たちは病院に行くこともできません。
ジャパンハートが僅かな治療費で対応していても、それさえも用意できない人が多勢います。
そのためJ.S.F子ども基金は手術が必要な子どもたちの費用を引き受けたいと考えました。
以下は、ジャパンハートからの途中報告書の一部です。J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子