J.S.FOUNDATION

活動報告

2000.01.21 UP

私達はいつの時代も新しい未知なるものに、「限り無い」希望をかけてきました。
2000年はどんな21世紀を迎えるのかの、大切な準備期間。
このJ.S.Foundationで集まった皆さんとの希望が、形に見えて叶うようにしたいと思います。
新年を迎え、西暦が2000年代に変わっても、世界中では災害が氾濫しています。
地震、紛争、宗教対立、洪水。
いつ私達が被災者になってもおかしく無いと考えてしまう程です。
年末から年始にかけ、洪水の被害がインド、そしてベネズエラと続いて発生しました。
この被害に対しての緊急救援の希望をAMDAへ申し入れましたが、洪水という災害に対しての救援準備には、予想よりも遥かに日数がかかり、J.S.Foundationで定義した範囲を越えてしまいました。
この被害に対して、J.S.Foundationは、事実、何も動く事が出来ませんでした。
皆さんから預かっている「善意」を有効に使えなかった事と、それを現地へ届けられなかった事は、心が痛みます。
今後、このような事が起こらずに、きちんとした連携が必ず出来る様にして行こうと、話し合っています。
災害は、いつも突然やって来ます。
そこには、人種や年令を越えた被災者が出ます。
判断の難しい戦争や紛争地域にも、医療や援助を求めている人達が居ます。
いろいろな「しがらみ」や「固定観念」を削ぎ落とし、私達の善意が子供達や被災者に届く様、これからも歩いて行きます。
遅くなりましたが、皆さんにとって、良い1年でありますように。

◀︎ BACK