J.S.FOUNDATION

活動報告

2008.06.18 UP

「緊急報告続報 -UNHCR-」

5月15日付けの「緊急報告続報」にて、支援をした3団体から報告が届きました。
5月7日付けで1,000,000円を拠出いたしましたUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)からの報告です。

(日本HCR協会ホームページより)
ミャンマーでのサイクロン被害に対し、UNHCRは、被災者約25万人分(5万世帯)のシェルター提供を担当し、一日も早く衛生環境を整え、被害を最小限に食い止めるために救援活動にあたっています。
5月中に、ビニールシート、毛布、蚊帳、調理器具セットといった緊急支援物資がドバイからヤンゴンへと10回にわたり空輸されました。
タイから陸路でトラック輸送した物資を含めると、6月始めには、その総重量は433トンにのぼります。
現地ではUNHCRのパートナー機関である国際NGOや地域に根ざした組織を通じて、被災者の元に届けられています。
UNHCRは、ミャンマーにある国連諸機関による合同緊急対応チームの一員として、25万人の被災者を対象として支援を行っていますが、その半数以上の人々に支援物資が届けられることになります。

さらにUNHCRは、キャンプ地の設営についてのトレーニングを、ミャンマーの社会福祉省で仮設住居建設を担当する職員に対して行う予定です。

また、UNHCRは、ミャンマー・サイクロン被災者支援のために、デルタ地域のラプッタ(Laputta)とボガレ(Bogale)に活動拠点を開設しました。
300人以上の住民が暮らすラプッタ地区では、6月上旬までに、2315枚のビニールシート、2315枚の蚊帳、2315枚の毛布、1528個の調理器具セットが配布されました。

ボガレ地区では、すでに1566名の被災民が帰還しました。
さらに、200名ほどの被災民に避難場所から自宅への帰還の意思があることをUNHCRは確認しました。
UNHCRによるビニールシートやその他の支援物資の配給は、被災民の帰還に大いに役立てられると期待されています。

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