J.S.FOUNDATION

活動報告

2006.06.07 UP

こんにちは、お元気ですか? 早速ですが、活動報告です。
5月27日に発生したインドネシア・ジャワ島中部地震の被災地にて5月28日AMDAによる活動が開始されました。
初動資金の協力をして欲しいとの要請により、J.S.Foundationから1,000,000円を拠出させていただきました(5月29日付)。
一昨年の暮れに発生したスマトラ沖地震からの復興途上にある国に、またまた降り掛かる大きな自然災害には心が痛みます。
いつも言われる地球規模の環境変化が要因なのでしょうかー。

また、現在2つの新しいプロジェクトを計画中です。
1つはアフガニスタンの地方の村に図書館を設立すること。内戦による混迷が続くアフガニスタンにおいて、子供たちが教育を受ける場はおろか、本に触れる機会も少なくなっています。現地で活動を続けているNGOと協力し、図書館を作っていきたいと考えています。

もう一つは以前より関わっているUNHCRが運営するネパールのブータン難民キャンプに太陽光発電用パネルの設置する事です。
現在、燃料として石油等が難民に配布されているのですが、生活の糧を得るため売ってしまうというようなことが多く発生し、なかなか効果を上げていません。
又、灯りが足りなく周囲が暗いため、女性へのレイプなどの被害も増えるそうです。
そこで有り余る太陽熱を利用し、せめて夜だけでも灯りがともされれば、性犯罪が低下するであろうという願いをこめ現地事務所長と協議をし、このプロジェクトをJ.S.Foundationが直接業者の見積もりをとり発注することになりました。
予算は100基で90万円ぐらいとなり完成後には2,000所帯に夜だけ灯りはともることになります。
これら2件のプロジェクトについては、近々皆さんに詳細をご報告できるものと考えています。

最後になりますが、アフガニスタンにおける女性支援センター(ピースウインズ・ジャパンと協力しているプロジェクト)に関しご報告させていただきます。
当初、養鶏事業および識字教育という2本立てで発足いたしました。
しかしながら昨今の鳥インフルエンザの流行から、養鶏事業での自立が困難となっている状況を鑑み、昨年度より養鶏事業に代わり、洋裁・刺繍教育に変更を行い支援活動を継続しております。
皆様へのご報告が遅れましてすみません。

戦争や災害が発生した際、メディアでは被害規模を伝えるため、災害に遭われた方々は数によってしか表わされません。
一人一人の方に当然ながら家族があり、生活がありました。
つい昨日まで当たり前に一緒にいた家族、当たり前だった生活が不可抗力によって一瞬で失われる恐怖は私など計り知れません。
ただ、大きな惨事が起きる度に被災地へ飛んで行って、被災者に寄り添って支援をしてくれる、NGO団体と、J.S.Foundationをご支援下さる皆様がいて下さる事への感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、いよいよ今週末からサッカーワールドカップですね。
“フジテレビ”のイメージキャラクターが”ロナウジーニョ”だというのにはさすがに驚きましたが、寝不足覚悟で応援しようと思っています。

J.S.Foundation事務局

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