- 2024.07.11 UP
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7月8日、ウクライナ首都キーウにある小児病院にミサイルが直撃し、子どもを含む複数の方々が被害を受けています。
病院自体に大きな被害が出たため、小児病院の患者は転院が必要な状況となり、受け入れ先の病院からは、子ども用衛生用品、おむつ、粉ミルク、ウェットティッシュ、飲料水の支援要請が出ています。
J.S.Foundationはピースウィンズ・ジャパンからの要請を受け、受け入れ先病院が必要とする支援物資調達費用として100万円を託しました。翌日7月9日、ピースウィンズ・ジャパンは移送された患者10人がいる病院に、ウェットティッシュや防水シートなどの衛生用品、粉ミルクを持参し、ニーズの高かった衛生用品をお渡ししました。
移送された患者は、1歳9ヶ月から17歳までの子どもたちでした。今回被害にあったオフマディト病院は、小児医療に特化した国立の病院です。
小児病院としてはウクライナで最大であり、720の病床があり、年間2万人以上を治療していたとのことです。
紛争が発生すると必ずと言っていいほど相対的な社会的弱者である子どもたちが一番の被害者となります。
少しでも子どもたちへの被害を回避したい、一人でも多くの子どもに希望を持って欲しいと願います。
今後も情報交換を密にし、必要に応じて支援を継続していきます。
J.S.Foundation事務局