J.S.FOUNDATION

活動報告

2023.03.10 UP

12回目の3月11日が近づいてきました。
J.S..Foundationは岩手県陸前高田市の特定非営利活動法人「桜ライン311」のご支援をさせていただくことになりました。
桜ライン311は、2011年より活動を開始、東日本大震災の際の陸前高田市内における津波最大到達地点に桜の植樹を行う事業をメインに、災害の伝承と減災意識の喚起を目的に活動しています。
津波最大到達地点は、ラインにすると約170km。10m間隔で桜を植樹し、17,000本の桜並木をつくり、もしもまた津波が来た時の避難目安とすること、東日本大震災の記憶を後世に伝え残す壮大な計画です(2022年12月末時点で2052本の植樹が完了)。
今年から陸前高田市の浄土寺境内にある、桜ライン311が初めて植樹を行った桜のライトアップが始まります。
今後、毎年3月11日、および月命日にライトアップが行われる予定であり、初期投資費用のうちの一部、641,672円をJ.S.Foundationより支援させていただきました。
従来から私たちが行ってきた東北での街路灯設置や南海地震への備えとして行っているホタルプロジェクト(津波避難誘導用ソーラー街路灯設置)は、生活の支えや非常灯となると共に、灯りが心の支えとなり、決して震災を忘れませんという思いが込められています。
桜ライン311の桜ライトアッププロジェクトにも相通じる思いを感じ、今回ご支援をさせていただいた次第です。
今年の3月11日、実際にライトアップされた桜をまた後日ご紹介させていただきますね。


photo by 内藤順司

J.S.Foundation事務局

◀︎ BACK