J.S.FOUNDATION

活動報告

2022.05.16 UP

長年内乱が続くスーダン共和国。
30年にも及ぶ独裁政権から脱却し暫定政権が樹立されたものの、2021年にはクーデターが発生。政情が安定せず、人々は生計を立て直すことが出来ません。
食料不足・栄養失調・病気の蔓延と過酷な生活を強いられています。
そんな中、特定非営利活動法人ロシナンテスから、ハフィールプロジェクトの支援協力のお願いが届きました。
ハフィールとは、スーダンに建設されている雨水貯水用池であり、周辺住民と家畜に飲料水を供給する重要な施設です。
清潔な水の確保は、人間が生きていくうえで最重要課題の一つです。
今までJ.S.Foundationはスーダンでの浄水器導入、給水塔設備といった水に関連する事業を支援させていただきましたが、国としてのインフラが整備されていないことからきれいな水を確保することは今もって難しい状況です。
今回のハフィールプロジェクトは、きれいな水を通年確保できることで、飲料水や生活用水はもちろん、医療・衛生環境の各段の向上、経済的自立の糧となる家畜の育成といった生活の質向上に大きく寄与すること、また地域に住む方々の自主管理という点で永続的な活用が期待されます。
本プロジェクトについて、実現性、得られる効果等についてロシナンテスからお話を伺い検討を重ねた結果、是非ご支援させていただきたいと考え、皆さまのお心と共に14,186,789円を託しました。
皆さまの善意が形になり、そこに人が集まり、笑顔が溢れる。
人々の生活を支えるだけでなく、時には人生にまで影響を与えるかもしれない。
プロジェクトの完成がとても楽しみです。

ロシナンテスより事業概要につきご説明をいただきました。
是非ご覧いただければと思います。

J.S.Foundation事務局

▶︎ROCハフィール事業

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