J.S.FOUNDATION

活動報告

2004.10.26 UP

10月23日、新潟中越地震が発生しました。
未だに断続的な強い地震が発生し、孤立して情報も途絶えた村落での被害状況が明確に把握されていないとのこと。

行政主導で食糧や水、避難所の確保がなされています。
普段、行政がサービスをするのは当たり前と考えていますが、国が国としての体をなし、この様な事態が発生した時に行政が行動を起こす国に住んでいることは素直にありがたいと感じます。
まだまだ充分ではないとしても、度重なる失敗を経験として、災害に対する行政の危機管理、対応が以前と比べ向上していると感じるのは、私だけではない筈です。

ただ、ブラウン管に映る被災者の方々、慣れない集団生活に疲弊し、余震に怯える不安はいかばかりかと思います。
インフラの再構築といった物質面のみでなく、被災者の方々が精神的な平穏を取り戻すには長い長い時間を要するのでしょう。

10万人とも言われる被災者の上に、無情にも雨は降り続いています。
J.S.Foundationは新潟中越地震の被災者に対して、10月27日、『新潟県災害対策本部』へ1,000,000円の義援金を寄付致します。

緊急を要する混乱の中、義援金の用途をこちらから指定する事が不可能でした。
御理解願います。

又、今年は日本各地で台風による被害が発生しています。
環境破壊、地球温暖化の影響が気候を狂わせ始めているのは、素人目にも明らかです。
特に台風23号では、10月25日時点の情報によると死者80名、行方不明者9名と甚大です。
これほど人命に関わる被害が発生した台風は、1979年10月以来と聞きます。
バスに取り残された方々の救助活動や、土砂や増水で亡くなった方々の報道をTVで目の当たりにし、自分がその場にいても決して不思議ではないという恐怖を感じました。
台風による被災者の方々にもJ.S.Foundationとして何が出来るか只今検討しています。

災害において人的被害は勿論、財産的損失にあわれた方々に対し、心からお見舞い申し上げます。

J.S.Foundation事務局

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