- 2003.03.07 UP
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昨年末、私の不注意により足を骨折してしまい、計画していたアフガン難民キャンプへの手伝いに行く事が出来なくなってしまいました。
我々の受け入れに協力して下さったAMDAのスタッフにも色々御心配を掛け、本当に申し訳なく思っております。先日パキスタン国境にあるラティファバード難民キャンプのAMDAスタッフから、『情報はあまり入ってこないけれど、イラク情勢が毎日気掛かりです。』というメールが届きました。
各国の被災現場で、一日もはやく穏やかな時間が訪れる事を願いながら現地で汗をかいて働いている彼等、彼女達は、2ヶ月後には、イラクが大きな戦場になり、計り知れない被害を受ける被災者の元に医薬品を抱えて駆け付けるのだろうか?と暗澹たる気持ちになりながも「アメリカも政策を変えてくれると良いのに」と返信するしか方法がありませんでした。
世界中の反戦運動の様子がTVで流れていますが、この市民運動が時の権力の座にいる人たちの心に届けばいいのにと願っています。一方、ネパールの子供病院からは一足早く春がきたような、5000人目の赤ちゃん誕生という、嬉しいニュースが届きました。
更に私達が病院を訪れた際、子供の病室の壁やカーテンがいかにも寒々しく見え、是非J.S.F負担で壁に可愛い絵を描いたり、子供達の気持ちが明るくなるようなプリント柄のカーテンにしたい、と依頼をしていたことが、やっと実現することになり、大変うれしく思っています。活動報告としまして、去年の12月18日、UNHCRへ¥1,000,000を寄付させて頂きました。
これは、アフガン帰還難民の家を建てるキャンペーンに協力という形で、1軒(¥100,000)×10軒分です。
また、今年の1月21日、神戸市長田区で「阪神淡路大震災」直後から外国籍の人々の為に多国語放送を続けている『FMわいわい』へ、運営費の一部として¥500,000を寄付させて頂いたことをご報告いたします。J.S.Foundation.代表 佐藤佐江子