J.S.FOUNDATION

活動報告

2019.03.19 UP

2011年のあの日から8年の歳月が流れました。

レンタカーを借り、延伸した三陸自動車道を通って、南三陸と気仙沼を訪れました。
久しぶりに訪れた三陸の海は穏やかで、空は青く、時間だけが静かに流れていて、目を瞑ると、ここが被災地であることをひととき忘れてしまいそうなくらいです。
しかし、目を開ければ、目に入ってくるのは巨大な防潮堤と広大なかさ上げした土地。
そこに人の気配はありません。

8年という歳月はある人には長く、ある人には短くもあります。
こうして被災地を訪れ、8年という時間は、ハード面に関してはある程度は十分な時間だったのではないかと思う半面、ソフトの面ではまだまだなんだと改めて感じます。
人が戻ってこなければ街の復興はありません。

J.S.Foundationとして、今後の支援への向き合い方を改めて見つめ直していかなければと痛感します。
人と人の心をつなぐ支援、そのためになにが出来るのか?

J.S.Foundation事務局 佐藤 映

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