J.S.FOUNDATION

活動報告

2016.10.25 UP

10月22、23日の大阪城ホールのコンサート会場。
私にとっては久しぶりの募金活動。
たくさんの方のご協力をいただきました。
皆さまからのご支援は56万2881円にもなりました。感謝いたします。

内藤さんの写真展で感じたことを書いてみます。
何人かの方と写真についてお話ししました。
その中の1人の方が、カンボジアの7歳の男の子「マカラ君」の写真に涙をしていました。
この少年は腎臓がんで余命数ヶ月という病状の中、ジャパンハートという医療チームに運よく見つけ出してもらい、岡山の大学病院で命を救われた少年です。内藤さんの写真にはひとつひとつ物語がありました。
そのひとつひとつの物語とは、最終的に人が本来持っている優しさで救われていくというものです。
また、お母さんと一緒にブースに立ち寄ってくれた6、7歳の男の子が私に質問してきました。
「この写真は何なの?」「この写真は、これこれの国でねぇ」この会話の意味を彼は理解出来たかは分かりませんが、「世界には困難な環境にある子どもたちが、たくさんたくさんいてね」と、出来る限り優しく話しかけ、「世界にはご飯も食べられない人たちがいて、世界には人のいのちにも差があるところがあるのよ、そんなことも覚えておいてね」と、私。
こんな話を子どもたちと交わしたかったために、この写真展を企画したのだと心の底から感じた大阪の夜でした。

J.S.Foundation代表 佐藤佐江子

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