J.S.FOUNDATION

活動報告

2016.06.08 UP

こんにちは。
東京も梅雨の季節を迎え、鮮やかな紫陽花の色が目に残ります。
皆さまに沢山のご報告をしなければいけないことがあったのに、私の怠慢により遅れてしまいました。
本当に申し訳ありません。

報告1
2016年1月7、8日に東京国際フォーラムで開催された「ネパール被災地復興支援及び海外人道支援」プロジェクトの支援金が4月1日付けで、(株)Road&SkyからJ.S.Foundationに託されました。
関係者や皆さまの温かいお気持ちがこもった49,256,056円です。
その中から、中原一博さん率いる「ルンタプロジェクト」に少女の人身売買被害者プロジェクトの一時金として、5月25日に5,000,000円拠出させていただきました。
このプロジェクトは、最低でも3年は中原さんには携わっていただき、J.S.Foundationは運営費20,000,000円を何とか確保するという、約束の上で活動を始めております。
「力(体力、知力、財力)が足りないので、頼りにされると困りますが(笑)精一杯頑張るつもりです」と、中原さんからのメール。このプロジェクトでひとりでも少女を救えたら、嬉しい限りです。

報告2
大量のシリア難民の流入で混乱をきたしている、ヨーロッパの国々。国連UNHCR協会からSOSのメールが届く。
こんな文章が添付されていた。
「難民が押し寄せた国境で親とはぐれ、泣き出す幼い子ども。
家計を助けるために学校に行かず働く少年。UNHCRは様々な難民の子どもたちの保護に尽力してきました。
将来シリアに平和が戻ったとき、国を立て直す担い手となるのは子どもたちです。
子どもたちを守ることは、シリアを再建することにつながります。
そしてシリアの再建は、私たちが住むこの世界の安定につながっています。
子どもたちこそがシリアの希望であり、私たちの希望です。」
この要請に応えて、3月と4月に計2,000,000円の支援金を拠出させていただきました。
世界の何処の町で、子どもたちが恐ろしい環境に陥っていないことを願っています。

オバマ大統領が広島の平和公園の慰霊碑に、哀悼の祈りを捧げる映像に思わず胸が熱くなりました。
大統領の演説は、いつものような素晴らしい言葉でした。言葉のひとつひとつに重みがあり、もしかしたら世の中が違う方向に行けるかもしれない・・・と一瞬夢を見れました。
被害者も加害者もなく、人間性という共通の絆で世界中が手をつないで、平和な穏やかな日を送りたい。
そんな願いが叶う日が私の生きているうちには訪れないのはわかっているけど、小さな半歩でも進みたい。

熊本城のライトアップ。どんなに痛んでいても灯りに希望を託せる。

J.S.Foundation代表 佐藤佐江子

◀︎ BACK