- 2015.05.21 UP
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5月17日、大阪都構想は住民投票で否決と決まりました。
賛否はともかく、私個人は残念に思いました。
新しい組織が立ち上がる過程を見てみたい気持ちが強かったし、投票率66%を越えた住民の意志が表明されたからです。
そして、とんでもない法律が成立する前に、憲法9条に対して、国民の覚悟を示す方法があればなぁと考えています。ネパール地震から、1か月あまりが経とうとしています。
被災地で医療活動を続けているAMDAから現場報告が届いています。
大きな余震で更に支援活動が困難になっているようですが、現地に辿り着けたNGOのスタッフの活動に期待をかけています。J.S.Foundationは人道支援に赴く人たちが、プロフェッショナルの集団か、個人の善意で活動をしているボランティア集団かで対応は違えております。
彼らはプロの集団です。
プロならばこそ、「人事を尽くして天命を待つ」の心を忘れずに、困難な環境にある被災者に寄り添って欲しい。
そして、「日本に住む人たちも、みんな心を痛めているよ」と、私たちの善意を伝えて欲しい気持ちも込めて応援しています。
今回の支援先の条件は、「ネパールにおいて継続的に活動をしている団体」とし、1999年から支援をしている「AMDA」、「国連UNHCR協会」と連絡を取り合いました。
また、「ピースウインズジャパン」は、ネパールでの実績はない団体ですが、東日本の復興支援で私たちと共に汗をかいてくれたスタッフが派遣されるというので、支援を決めました。
そして食料はWFPに託しました。その場所への迅速な対応に期待できるからです。普段でも人身売買がある貧しい国境地域の子どもたちの安全が気になっています。
村の半数以上が消滅するような惨事にみまわれた地域では、子どもたちの安全は脅かされているに違いありません。
そんな子どもたちを救済してくれる団体を、出来る限りのチャンネルを使い、探し出したいと、焦っています。最後にJ.S.Foundationをご支援下さっている皆さまに感謝いたします。
これからも支援したい団体が増えると思います。
どうぞ引き続きのご支援を切にお願いいたします。J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子