- 2015.05.11 UP
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富山湾に出現した「だるま太陽」の映像をTVで見る。
わずか2分弱の神秘的な美しい色彩に、ただただ見入りながら一瞬の美の儚さを知った。ネパールの被災地の情報が少なくなっている。
首都カトマンズの国際空港は、とても狭く備え付けの設備が古いうえに、人材教育が進んでいないのではないか?と、カトマンズにいくたびに私でさえ思う事があった。
国際空港なのにローカルスタイルなのだ。こんな国のなかでの、この大惨事。
国際規模の支援部隊や物資を捌くのには、力不足だったのだろう。
そのため、国際人道支援部隊が空港に足止めされ、支援物資が空港に留め於かれてしまう。
そんな記事を読むにつけ、残念に思う。
支援を待つ被災者に医療や水、食料はいつ届くのだろう・・・とあれやこれや頭の中をごちゃごちゃにしながら、どのNGO団体が、一日も早く被災者に確実な支援ができるのだろうと情報を集める。そして、今回はUN関係者に頑張ってもらおうと決めて、皆さまからJ.S.Foundationに託されているお心を国連WFPに託しました。
物資支援金として、国連WFPに100万円、ピースウインズジャパンに80万円を使わせて頂きました。医療、物資・・・届けたいものは揃っているのに、求める姿も見えているのに届けられない現状。
道がない・・・
目の前に立ちはだかる険しい山道に足止めされている。
貧しい国の大惨事には、資金力があるNGO団体はみんな出動してほしいと願う。
そして、その大きな力で待ち人へと続く道を切り開いてほしい後に続く準備はできているのだから・・・
J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子