J.S.FOUNDATION

活動報告

2015.04.02 UP

こんにちは。

皆さまの街の桜はもう咲いていますか?
私が住む東京の桜はすでに満開です。
もう少し遅く咲いてもらって、ピカピカの新入生たちが桜吹雪を浴びて颯爽と駆けまわる・・・そんな風景が私は好きです。

最近のJ.S.Foundationは、東日本大震災の被災地における「ソーラー街路灯設置プロジェクト」を一時お休みし、国が予測する南海トラフ地震が、いつの日か、どんな規模で、日本のどこで起るか分からないけど、災害時の緊急避難場所として指定されている小学校、中学校、公民館などに今から1基でも2基でも設置していきたいと考えました。
いつか来る災害にそなえて・・・。次の世代に向けて・・・。

いくつかの行政のなかで、高知市に「ソーラー街路灯設置」の可能性を得て、2月5日、関係書類を用意し高知市の関係者に説明に伺ってきました。
その結果、高知市にある2社とJ.S.Foundationの合同で70基ぐらいの設置ができるようになりそうです。
高知県は広大な海岸線を持ち、大地震が起きれば、甚大な津波災害が予想される県のひとつです。

以前にも報告したかと思いますが、J.S.Foundationがはじめてソーラー街路灯を設置したのは、ネパールにあるブータン難民CAMPでした。設置後は期待以上に治安が良くなり、とても喜ばれもし、その後はパナソニックが各難民CAMPに寄付を続けているようです。
「暗闇」は人のこころを不安にし、「灯り」は人のこころに希望を見せます。

戦後70年を迎える2015年。
この国の時計の針が、巻き戻されているような気がしてならない。
「積極的平和主義」の下、自衛隊が武器を携えて海外に派遣される。
誰の為に、何の為に、誰が望んでいるのだろう?
日本は普通の国にならなくても良い。弱虫と言われても良い。
これまでのようにひたすら人道支援に力を注ぎ、尊敬を集めて欲しいと願っております。

皆さまの変わらないご支援を心から感謝いたしております。

J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子

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