J.S.FOUNDATION

活動報告

2014.08.01 UP

暑中お見舞い申し上げます。

皆さまへの報告が滞っていて申し訳ありません。
皆さまから寄せられる善意がどのように活かされているかを、早急にご報告しなければいけないのは、よく知っているのですが、遅くなっておりました。

7月15日、南相馬市鹿島地区の鹿島保育園を訪ねました。
この保育園には「子どもたちに目に見える形で自然エネルギ-を実感してもらう」というプロジェクトを支援しております(詳しくは4月11日にUPしております)。
その完成した遊具のチェックと共に、子どもたちを喜ばせようとバルーンアーティストの大平賢太郎さんにご一緒していただきました。
彼にはジャパンハートを通じて活動資金を支援したことがありました。

賢ちゃんが繰り出す様々な作品に子どもたちは目を輝かせて歓声をあげ、想像以上に喜んでもらい、園長先生はじめ、幼児教育課こども企画係の職員の方たちにも感謝されました。
そして、帰る時に全ての園児に風船で作った剣をお土産に手渡して、それも本当に喜んでくれました。

賢ちゃんは120本の剣を前日から作ってくれていました。
こういう姿勢を見ると「ボランティアとは何ぞや?」がわかるような気がします。
自分のこころの奥底から誰かの役にたちたいと願うことだと。

皆さまもニュースなどでご存知のことと思いますが、5月13日よりバルカン半島のセルビアとボスニア・ヘルツゴビナに降り続いた豪雨の為、大洪水の被害が各地で発生しました。
サラエボに住む私の友人から事務局にSOSのメールが届き、現地の被害の大きさがわかりました。
ボスニアの内戦から未だ復興でききれていないこの国は、経済的にまだまだ厳しい状態にあります。
JSFは日本国内でサラエボに人道支援に入るNPOをさがしたのですが見つからなかったため、ボスニア・ヘルツゴビナ大使館と相談をさせていただき、5月27日付けで皆さまの善意、1,000,000円を被災者の生活支援として大使館に託しました。
その後、JSFが支援しているAMDAがボスニアに医療支援に入れるという情報を得たので6月6日付けで800,000円を支援金として使わせていただきました。
AMDAのスタッフの努力で、現地で救いを求めている人に寄り添ってくれたら嬉しいかぎりです。

J.S.Foundation代表 佐藤 佐江子

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