J.S.FOUNDATION

活動報告

2011.03.28 UP

震災地でジャパンハートと共に行動しているJ.S.Foundationスタッフの 佐藤より報告が届きました。

現在、ジャパンハートが活動している場所は宮城県の4カ所。
前回は南三陸町戸倉地区を訪れましたが、今回は気仙沼市本吉町にジャパンハートの医師とともに訪れました。
気仙沼市は今回の震災でも特に 津波による被害が甚大な地域で、2週間経った今でも震災直後のような状況でした。
ジャパンハートでは、気仙沼市と話し合い、本吉駅近くの避難所になっているお寺の一角をお借りして、診療を開始しています。
食糧などの物資は自衛隊や自治体、また多くのボランティア団体により大分状況は改善されているように思いました。
しかし、2週間経った 今でも水・電気・ガスのライフラインがすべてストップしている状況で、この日は雪も降る寒さ。
被災された状況に、このような環境では 避難民の方々のお心を察しても、状況は悪くなる一方のように感じます。
一刻も早く避難民の方々に衣食住、そして十分な心のケアが届くことを祈るばかりです。

別の日になりますが、ジャパンハートのスタッフとともに北茨城の地域を訪れ、被害の状況確 認をしました。
報道ではあまり流れていませんが、ここ北茨城も地震と津波による大きな被害が発生しており、多くの避難民が家に帰ることが出来ない状況です。水や電気も多くの地域で未だストップしている状況でした。

気仙沼市本吉総合支所。ここ本吉町の災害対策本部。
同じように被災されたスタッフの方々が寝ずに活動していました。
気仙沼市本吉総合支所から車で5分くらいの集落。
海に近いため、津波ですべてが跡形も無く波にさらわれていました。

J.S. Foundation事務局

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