J.S.FOUNDATION

活動報告

2011.03.16 UP

今朝のバスの中でのワンシーンです。
私のひとつ後ろの座席で、4、5歳の女の子と若い母親の会話が耳に入りました。
「ママ、おうちにかえったら私の小さくなったお洋服を箱にいれて」
「え、どうして」
「寒い思いをしているお友達におくりたいの」
「そうねー、でも今はどこに送ればいいのかママ分からないから調べるわね。ユニクロがヒートテックをおくったんだって」
「やさしい人たちだねー」

この小さな女の子にとって、避難所で大変厳しい環境にある子供達は大切なお友達なのでしょう。

私にも海外に住む知人からたくさんのお見舞いの電話がかかってきました。
みんな「何か手助けができないか?」と言ってくれます。
そして、国籍に関係なく「みんな大切なお友達」と再確認し、ひとのやさしさを私のこころは受け止めました。

被災地の方々に世界中から「わたしはあなたによりそっているよ」のメッセージがたくさん届けられています。

もうすこし耐えてください。生活に欠かせない物資はもうすぐ届けられます。そう願いながら、生活用品や薬などの買いだめをやめています。
目にみえない不安に流されることなく、品不足の被災地にひとつでも多くの品物がとどけられますように。

J.S. Foundationにはこの惨事をうけて特別な募金のよびかけをしたらどうですかの提案がとどきます。
でも事務局としては特別な募金活動は今現在は考えておりません。
すこし時間がたち、連携しているNGO、NPO団体の支援活動の報告を受けながら考えていきたいと思います。

J.S. Foundation代表 佐藤 佐江子

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