- 2025.04.15 UP
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いつもJ.S.Foundationをご支援いただきありがとうございます。
ミャンマーで発生した大地震への緊急支援につき、ジャパンハートよりコメントを頂戴いたしましたのでご紹介いたします。
大ケガをした方が病院にたどり着けない、亡くなった方の遺体が道路に放置されているといった情報も入ってきております。
ジャパンハートをはじめとする協力団体と連絡を密に取りあい、引き続き必要な支援を継続していきます。J.S.Foundation事務局
【ジャパンハート ミャンマー地震緊急支援について】日本時間の3月28日午後3時20分ごろ、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました。
ジャパンハートは、今回の震源地とされるミャンマー中部に位置するザガイン管区のワッチェ慈善病院を拠点に活動しており、地震発生時には創設者で小児外科医の吉岡秀人が被災、手術中で全身麻酔をかけた患者を人工呼吸器具を使いながら屋外へ緊急搬送したほか、施設で2棟あるうちの1棟が崩壊するなどの被害を受けました。
翌3月29日早朝には震源地エリアに緊急調査チームを派遣、3月31日より屋外診療と医療物資支援を開始しました。
地震による崩壊で運営不可能となったワッチェ慈善病院の敷地内にて、外傷者を含む患者への屋外診療、さらに首都ネピドーにある1000床規模の基幹病院の要請を受け医療物資のほか水・食料などを直接届けました。
現在では、ザガイン管区での巡回診療を現在8ヵ所で行った他、蚊帳などの衛生用品の配布や、食料配布も実施しています。
4月10日からは、ザガイン管区の要請のもと、管区内での屋外診療支援活動も開始しました。ミャンマーはこれから雨季を迎え、家屋が倒壊した方々が非常に厳しい状況に置かれ、さらにインフラの復旧工事にも時間がかかります。
元々、医療資源が少ない地域に更に災害が加わり、現地の方々は困難な状況下におかれています。
今後は、周囲の医療支援を継続しながら、一部倒壊したワッチェ慈善病院の修繕、感染症拡大を予防するため必要な物資提供などを、中長期的に実施していく予定です。
皆様の継続的なご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。