- 2002.08.27 UP
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最近、私の住んでいる多摩川辺リが騒がしくなりました。
アザラシが一頭迷い込んできているのです。いろいろな偶然が重なった結果なのでしょうが、『いつまでこの環境でいられるのか?』と心配です。
いのちあるもの全てが心地よい環境に在ることは簡単なことではありません。
先日、パキスタンのクエッタのアフガン難民キャンプに赴任している友人から『7,000人のうち600人をアフガンに帰還させる事が出来て、とても嬉しい』と、劣悪な労働条件のなかにあっても彼等は素直な喜びをメ-ルで私に送ってきてくれます。
しかし、『帰還する人達のあしたに考えを及ばすとき、自分の中の矛盾に苛まれます』と続いていました。
『みんな自分にとって居るべき場所を自由に手にすることができたら良いのにね。』と、返事を出すことしか出来ない私も最近はカンダハルの難民キャンプに手伝いに行きたい、そう感じております。J.S.Fは6月20日、設立50周年を迎えたUNHCRになにかの形でお手伝いしたいとの気持ちから、浜田さんや友人たちから品物の御寄付をいただき、オークションを催しました。
そのオークションにより集まった金額の総額は282,500円となりました。
そして、その総額+550,500=833,000円を日本HCR協会を通じてアフガン緊急ファンドにする予定です。
内訳は故郷に帰る一家族に配布する一セットの救援物資(プラスチックシート2枚、2,000円。ポリタンク2コ、500円。
毛布2枚、1,400円。灯油ランプ1コ、300円。石鹸5コ、200円。蒲団1枚300円。
清潔な布2メートル(生理用品として)200円。合計約4,900円)を170家族に配布します。
また、6月7日AMDAネパール子供病院へ昨年10月購入したエコーの不足分132,938円及びネパールにおける無医村へのフイールドワーク(フェイズ)へ今年度予算分830,000円を使わせていただいたことをご報告致します。いつもいつも皆様の御協力感謝致します。
J.S.Foundation.代表 佐藤佐江子