- 2016.07.05 UP
-
こんにちは。
何となくバタバタしているうちに、7月になっていましたが、今年も自然の猛威が吹き荒れ、各地に甚大な被害を残しました。
しかし、どの被災地にも、あっという間にボランティアの方々が駆けつけ、被災者に寄り添う支援活動をしている。人のこころの温かさを感じます。
人は人のために生まれて来ているのですね。活動報告です。
昨年4月から高知市において「HOTARUプロジェクト」の一環として、J.S.Foundationを含む3団体で、近い将来起こると言われている南海トラフ地震の際の避難誘導灯70基の設置が完了いたしました。
南海トラフ地震の際、市民の速やかな避難行動に繋がることはもとより、日常的な安全、安心、防災意識の向上など、市民の皆さまのお役に立つことが出来、喜んでおります。6月上旬、2年振りに南相馬市に行ってきました。
車窓から見る風景は、見渡す限り除染廃棄物の山、山、山。
どの工事現場も機械類が大活躍し、どの空き地にも「除染作業中」の立て看板。
ちなみに福島県の汚染土は、これを書いている今日現在、2200万立方メートルだそうです。
これは東京ドーム18杯分の量になるとのこと。
そして、これだけの量の汚染土をどこかに運ぼうとするなら、10トントラック347万台が必要らしいです。
南相馬市の小高区全域と原町区南部の避難指示解除準備区域に、7月頃から帰還して住んでも良いという原子力委員会のお墨付きが出たようです。
その状況を踏まえ、現地の行政の方々に太陽光街路灯の設置活動の情報集めをお願いしていたのですが、設置場所の決定を受けて、滋賀から「HOTORUプロジェクト」の協力会社、テックオカザキの担当者、そして設置工事の相談役のハートオブゴールドの方と同行し、現地視察に行ってきました。
最終的に19基の設置を考えていますが、街路灯設置工事の際にでる土の始末にルールがあるようなので、最終設置場所は後日報告させて下さい。J.S.Foundation代表 佐藤佐江子